今日(2016.10.20)からIT系の情報ブログを始めることにしました。
ブログを始めるにあたり最も重視したのは、継続させること!です。
時間は有限です。仕事だったり家庭だったり自分の時間だったり( ºωº )、目の前の課題を淡々とこなしていると、すぐに無くなってしまいます。
情報系のブログを始める以上、内容の濃さと同じくらい鮮度も大切だと思うので、更新が滞らないようにCMSの選定から始めました。
ちなみにCMSとは「特別なスキルが無くてもホームページを作成・更新することができる」システムの総称です。
では、選定の過程を公開したいと思います。
目次
WordPressは便利
普段は社内LAN内でWordPressを使用しています。
本来の用途とは違いますが、全文検索が便利なのでナレッジベースとして使用しています。
一般的にWordPressが選ばれるのは下記理由によるものと思います。
- 知名度・シェアが高い(情報が豊富)
- 本体が無料(オープンソース)
- デザインが柔軟に変更可能
- WYSIWYG エディタが内蔵され、エンジニアでなくても記事の更新が可能
- シェアの高さを裏付ける豊富なテーマ・プラグインを利用可能(高い拡張性)
- WordPress自体がSEO対策を念頭に開発されている
以上をまとめると、WordPressは導入障壁が低く、継続して運用しやすいシステムと呼べると思います。
なぜWordPressを選択しなかったか
機能豊富で便利なのですが、今回採用を見送った理由は3つあります。
- 外出先(モバイルPC)でも記事を書きたい
- モバイルPCが非力(Celeron M 443)なので、WordPressの管理画面がもっさりする
- 性格的に、色々できると目移りしてしまい時間を浪費してしまう
WordPressが悪いわけではないんです(´・_・`)
重視したこと
- 記事を書く労力を最小限にできること(続けるためには大切です)
- 管理にマシンパワーが不要(機能は割り切って考える)
- サーバ移行が簡単にできること(DBレスだと尚可)
候補
ともにMITライセンス、DBレスで、記事はマークダウン記法のテキストファイルで作成します。
ソースを修正することを考慮してPHP製のVoidを試してみました。
Voidの特徴
- 検索機能など記事を表示する以外の機能がない
- DBが不要(サーバ移行が楽)
- 特別な設定が不要(テキストファイルをUPすれば即表示される)
- マークダウン記法のテキストファイルをアップすればHTMLで表示される=オフラインでもリッチな記事が書ける
使用方法
公式サイトからダウンロードしてきたファイルを解凍して、サーバの任意の場所に設置するだけでOKです。
フォルダは2つ(articleとpage)あり、このフォルダにマークダウン記法のテキストファイルをUPすれば表示されます。
ちなみに、ブログ記事はarticleフォルダにアップします。
ソースを見ると、ファイルの取得にはglob関数が使われているのでパフォーマンスは問題ないと思います。
ただ、ページャがないので、自力でページャを実装できるスキルがないと(件数が増えてくると表示に時間がかかるので)使うのは難しいかもしれません。
ブログとして使用する際の課題
- 表組みが機能しているが、かなり質素に表示されるので要修正
- シンタックスのハイライトもかなり質素に表示される(色がつかない...)
結果:CordIgniter3+SQLite3
表組みはCSSを修正して、シンタックス・ハイライトはJavaScriptのライブラリを当ててあげれば良いのですが、そこまでいじるなら学習コストの低いCodeIgniterで良いのでは?ということで、結局自分で書いてしまいました。
ただ、マークダウン記法は魅力的だったので、データはマークダウンでSQLite3に保存しています。
マークダウンのパーサ
マークダウン記法で記載された内容をHTML変換する仕組みが必要なので、今回はParsedown.phpを使用しました。
公式HPの記載にあるとおり、たった2行(とインクルード)で完了です。
シンタックス・ハイライト
シンタックス・ハイライトにはhighlight.jsを使用しています。
こちらは3行の追記で使用可能です。
<pre><code>~</code></pre>で括ったものがハイライトの対象になります。
ブログの更新は、竜頭蛇尾にならないように努力します(○ ⚈ ◡ ⚈ ○)