今まで、簡単なPHPソースの確認はXAMPPを使っていました。
本番環境はLinuxであることがほとんどだったので、スニペットの確認程度にしか使っていなかったのですが、重宝していました。
特に設定なしにWebサーバ+MySQL(とその他)を導入できて、且つローカルに導入できるので、いちいちFTPでUPする必要がない∑( ̄[] ̄;)!
時短したい私には、とても役立っていました。
(ちなみに、最近はインストールが面倒なのでPortable版を使用しています)。
しかし、PHP 5.4からビルトインサーバ(Webサーバ)が同梱されるようになりました。
XAMPPが無くても簡単なロジックの確認なら事足りるようになっていたんです。
存在は知っていたものの、今までXAMPPがあって困っていなかったのでスルーしていました( ̄ー ̄;
早速、コンソール機にPHPから導入します\(;゚∇゚)/
Lubuntuなので、Synapticパッケージマネージャから「php」を選択して、インストール([マーク]-[適用])します。
ちなみに、依存関係で、下記パッケージも同時に導入されます。
- php7.0
- php-common
- php7.0-common
- php7.0-fpm
- php7.0-json
- php7.0-opcache
- php7.0-readline
確認すると、PHP 7.0.8が導入されていました。
$ php -v
PHP 7.0.8-0ubuntu0.16.04.3 (cli) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2016 The PHP Group
Zend Engine v3.0.0, Copyright (c) 1998-2016 Zend Technologies
with Zend OPcache v7.0.8-0ubuntu0.16.04.3, Copyright (c) 1999-2016, by Zend Technologies
試しにビルトインサーバを起動してみます。
$ sudo php -S localhost:80 -t /home/{username}
(localhostの80番ポートを使用してWebサーバ起動、DocumentRoot=/home/{username})
PHP 7.0.8-0ubuntu0.16.04.3 Development Server started at Wed Nov 23 14:25:09 2016
Listening on http://localhost:80
Document root is /home/{username}
例えば「/home/{username}/phpinfo.php」を開くには、ローカルから「http://localhost/phpinfo.php 」を開けばOKです。