普段、自宅兼仕事場では、PCを複数台稼働させています。
今は仮想化で減らして8台です。
学生時代は20台近くありました(KVMを3つ使っていました)。
PCの用途としては、1台はコンソールです。
あと、モバイル用PCも必要で、且つサーバも、となると最低でも3台必要です。
実際には、これに開発用のサーバやIDE専用機などがあるので8台になっています。
※複数台あるとリスク分散できると思うのは私だけでしょうか( ゚ ω ゚ )
データはNAS(ReadyNAS316)で一元管理していますが、Atom搭載機なので普通のファイルサーバのように起動に時間がかかります。
しかも、ディスクを4本挿してRAIDを組んでいるので、ちょっとの作業のために起動させるのは精神衛生上あまりよろしくありません。
以前から、頻繁に使うデータをキャッシュしておくミニサーバがほしいなぁ〜と思っていたのですが、手元を見るとRaspberry Piが(ノ*゚▽゚)ノ
さっそくRaspbianにNASアプライアンス「OpenMediaVault」を導入してみます。
目次
Raspberry PiへのOpenMediaVaultの導入手順
レポジトリの登録
$ echo "deb http://packages.openmediavault.org/public erasmus main" > /etc/apt/sources.list.d/openmediavault.list
キーの登録
$ wget -O - http://packages.openmediavault.org/public/archive.key | sudo apt-key add -
アップデートしてキーリング登録
$ apt-get update
$ sudo apt install openmediavault-keyring
OpenMediaVaultインストール
$ apt-get install openmediavault --yes --force-yes --fix-missing --auto-remove --allow-unauthenticated --show-upgraded --option Dpkg::Options::="--force-confdef" --option DPkg::Options::="--force-confold" --no-install-recommends
インストールが完了すると画面に「omv-initsystem」の実行を促すメッセージが表示されます。
OpenMediaVaultを初期化する
$ sudo omv-initsystem
resolvconfが無いと言われたので、
$ sudo apt-get install resolvconf
してから再度「omv-initsystem」実行
念の為、システム再起動
$ reboot
OpenMediaVault初期設定
ブラウザからlocalhostに接続すると画面が開きます。
(初期id / パスワード : admin / openmediavault)
ポート80番を使用するので本当にNAS専用機になりますね。
ちなみに起動ディスクは公開できないので注意が必要です。
若干はまりました(ꐦ°д°)