Windowsサーバのディレクトリサービス「Active Directory」を有効にしたらインターネットが遅くなったと連絡を受けたので、調査しました。
結果から言うと、AD構築時にDNSサーバも同一サーバ内に立てていて、そのIPアドレスをクライアントPCの優先DNSに指定していることが原因でした。
ADにDNSサーバは必須ですが、社内のDNSサーバだけでは名前解決できないんですよね。
(遅いというよりタイムアウトしてるんですね・・・)。
そういう時は、DNSフォワーダを利用します。
DNSフォワーダとは、知らない宛先を聞かれた際に上位のDNSサーバに問い合わせ転送(フォワード)してくれる機能です。
以下、Windowsサーバでの設定方法です。
DNSマネージャで該当サーバのプロパティを開きます。
プロパティ画面の[編集]ボタンをクリックします。
ISPから提供されているIPアドレスを入力します。
(下記はGoogle Public DNSのアドレスです)