先日、「NAS4Freeでファイルサーバを構築しました」で、NAS4Freeでファイルサーバを構築してジャンボフレームでベンチマークを取ったのですが、肝心のクライアントPCのNICがジャンボフレームOFFだったので、MTUを9KBに再設定してベンチマークを取り直しました。
クライアントPC環境
CPU:Celeron 1007u
HDD:SATA80GB
MEM:8GB
LAN:1Gbps
ちなみに巷でよく言われる「CPUで処理せずにNICに処理を肩代わりさせる機能がかえって足かせになる」ということについても検証してみました。
今回は以下の5項目をDisableにしています。
- IPv4 Checksum Offload
- Large Send Offload v4 (IPv4)
- Large Send Offload v4 (IPv6)
- TCP Checksum Offload (IPv4)
- TCP Checksum Offload (IPv6)
スイッチングHUBをMTU9KBにした時ほどの劇的な変化はありませんが、それでもパフォーマンスは伸びています。
元々、OffloadをDisableにすることでCPU処理になるので、ハイパワーなCPUを搭載しているともう少し値が伸びるかもしれません。
とはいえ、やっぱり地道なチューニングは大切ですね。