かつての日本的経営の下では、特に現場主導の改善活動が色濃く出て、セクション単位(あるいはもう少し大きい単位)で効率化が図られてきました。
オフコンの普及に伴う形で行われた事業部門毎の最適化などもこれに当たります。
右肩上がりの高度経済成長を遂げていた日本を分析した手法で、一時アメリカを席巻しました。
俗に言うBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)です。
しばらくしてグローバル社会の訪れとともに、全体(全社的・社外をも巻き込んだ形での)最適化が一般的になります。
SCM(サプライチェーンマネジメント)です。
BPRを分析し全体最適まで高めた、このSCMが日本に逆輸入されます。
ここまで来ると改善ではなく、現状破壊(改革)です。
グローバル化とは、お湯と水を混ぜるようなものだと思っています。
温度の高いところは低く、低いところは高く、徐々に平準化されていきます。
極端な言い方をすると、一部の特権階級を除いて、平等に近づいていきます。
平等に近づくというのは、例えば日本の場合「先進国の生活水準を享受できる人数が減る」ということを表しています。
このような状況において、現在の生活水準について真剣に考えている人がどの程度いるのでしょうか。
公益財団法人 日本生産性本部の資料「労働生産性の国際比較」によれば、日本の労働生産性は1位のアイルランドの半分以下、アメリカの6割程度に留まっています( ✧Д✧) !!。
しかし、これはある意味仕方のないことだと思います。
- 上司に付き合って残業する → 自分・家族を犠牲にしてモチベーション低下
- 与えられた仕事をラッピング(自分仕様に)する → 自身の雇用確保
前向きなプロセス破壊という名の旗振り役がいなければ、誰も動きません。
サラリーマンですから。
Lubtech では、上司に付き合って残業することは出来ませんが、飲みニケーションに参加することは可能です( ̄∇ ̄*)ゞ。
また、作業の属人化を防ぐためのお手伝いもしております(ITコンシュルジュサービス)。
お客様の生産性向上への寄与と Lubtech 自身の生産性向上が、お客様へのサービス向上・利益還元になると信じて日々邁進しています。