改めてOSSのNASソリューション「NAS4Free」の魅力にフォーカスしたいと思います。
NAS4Freeの機能一覧は「Benefit Station」紹介ページ、特徴的な機能については過去記事「4種のNASアプライアンスまとめ」、「4種のNASアプライアンスを試しました」をご参照ください。
NAS4Freeの魅力
- ライセンスが寛大
著作権表示は必要ですが、商用利用・修正・配布が自由に行えるBSDライセンスで提供されています。 - ファイルシステムに耐障害性を備えた「ZFS」が利用できる
- 不意のシャットダウンでもファイルシステムが壊れない
- 冗長構成時、破損データの自己修復が出来る
- 重複排除や圧縮が可能(メモリを多量に消費するので要注意)
- NASの基本機能が充実している
- ファイル共有の各種プロトコルをサポート(SMB/CIFS, NFS, AFP, FTP/TFTP)
- Active Directory傘下で運用できる
- S.M.A.R.T.をチェックし、警告をメール送信することが可能
- Software RAID対応
- スナップショットが取れる
- 複数のバックアップ手段がある(Rsync, Syncthing, Unison)
- UPS(無停電電源装置)対応
- ネットワーク越しの監視機能「SNMP」に対応
- NAS以外の機能が豊富
- プライマリドメインコントローラになれる
- Webサーバ(Lighttpd)搭載
- 仮想化基盤(VirtualBox)搭載
- Live USBに正式対応
- (Embeded版は)RAM上にOSを展開するため、安定性の面で有利です
- 一般的にウェアレベリングに対応していないUSBメモリでの連続運用が可能
- 設定保存をしなければ、再起動で元に戻る
- (Embeded版は)RAM上にOSを展開するため、安定性の面で有利です