iDCと自社設置のメリット・デメリット

データセンターやオンプレミスで運用した場合のメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。

目次

データセンターで運用する場合

メリット

  • 24時間365日の監視体制がひける
  • 物理的なセキュリティ(アクセスコントロール)が強固
  • 耐震や防火設備が整っている
  • 大抵の場合、自家発電装置がある

デメリット

  • 利用状態に関わらず、契約した月額費用が発生する
  • 構成変更など現地に赴く必要があるケースの場合、負担になる

自社設置(オンプレミス)する場合

メリット

  • ノウハウが蓄積され、外部委託する際も適正なコストを算出しやすくなる
  • ベンダーロックインになりづらい

デメリット

  • 24時間365日の監視には無理があるので、取捨選択は必要
  • ノウハウが属人化すると運用に支障をきたす

クラウドのベアメタルサーバを利用する場合

メリット

  • データセンター同様にSLAが高め
  • オンプレのように機器を揃える必要がないため、比較的低コストでスタート可能
  • スケールアウトが容易に行える
  • 最低限の監視ツールは最初から揃っている

デメリット

  • 継続して一定のサービスレベルを保とうとするとコスト高になる傾向がある
  • データが保管されるサーバがどの地域にあるか指定できない場合、コンプライアンス上の問題になりうる

レンタルサーバなど環境自体を外部に委託する場合

メリット

  • 一番安価

デメリット

  • 提供できるサービスに制限がある
  • 自社内に環境構築のノウハウが蓄積しない

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