Lubuntu PCを再セットアップしたので、データのバックアップ・リストア方法を簡単にまとめてみたいと思います。
ちなみに、(データを直接コピーして)エクスポート・インポート機能を使っていないため、あくまで同バージョンでの場合を想定しています。
また、一度アプリケーションを起動しないと(データをコピーするための)設定ファイルの器ができないので注意が必要です。
目次
Thunderbird
ディレクトリ:/home/{userName}/.thunderbird/
配下のディレクトリ・ファイル類
- 12345678.default
- Crash Reports
- profiles.ini
拡張子「.default」のディレクトリがユーザデータです。
ディレクトリ名はランダムに決められるため、新PCでThunderbirdを一度起動・終了したあとにディレクトリごとデータをコピーしてリネームすればOKです。
※元ディレクトリはアンダースコアなどをつけて取っておくと最悪の事態は避けられます
他のディレクトリやファイルは上書きしないようにしましょう。
Vivaldi
ディレクトリ:/home/{userName}/.config/vivaldi/
vivaldiディレクトリを上書きすればOKです。
Chromium
ディレクトリ:/home/{userName}/.config/chromium/
chromiumディレクトリを上書きすればOKです。
※ snap 版は /snap/chromium/
にプロフィールごとに作成される。
Filezilla
ディレクトリ:/home/{userName}/.config/filezilla/
filezillaディレクトリを上書きすればOKです。
Firefox
ディレクトリ:/home/{userName}/.mozilla/firefox/
配下のディレクトリ・ファイル類
- 36xr7wob.default
- Crash Reports
- Pending Pings
- profiles.ini
Thunderbird同様に、拡張子「.default」のディレクトリがユーザデータです。
対応方法も同じです。
2017.07.10追記
ブラウザ : Opera, Midori も Chromium 同様にディレクトリを上書きすればOKです。