Lubuntu Next は、デスクトップ環境に「LXQt」を採用した「LXQt版Lubuntu」です。
以前紹介した「Ubuntu 17.04がリリースされました」にも記載しましたが、LXQtへの移行は難航しているようです。
Ubuntuフレーバー紹介サイト「ubuntuとなかまたち」によると、しばらくはLXDEとLXQtの両方がリリースされる模様です。
2017年6月 Lubuntu 公式コミュニティより LXQt への移行時期は「今のところ分からない」とプロジェクトリーダーは答えています。
18.04 LTS を含めて、しばらくは LXDE の Lubuntu と LXQt の Lubuntu Next を並行リリースすると思われます。
なお、以下のように気になる記載もあります。
Kubuntu に比べてまだ軽量ではありますが、従来の軽量志向からは離れると思って下さい。
Qt は Qt5 ベースで GTK+2 ベースだった LXDE よりも全体的に重くなります。
軽量なデスクトップ環境を使用する目的で Lubuntu を使用している場合はLubuntu 16.04 LTS の LXDE 環境を維持する事を強く推奨します。
16.04 LTS は今後のポイントリリースでも LXDE が維持されます。ただし Ubuntu フレーバーは ISO 提供は 64 ビットのみとなる予定もあり、インストールできる環境が大きく変わります。
Lubuntuユーザとしては、Lubuntu 18.04 LTS までLXDE環境が維持されるというのは嬉しい限りです。
Lubuntuに慣れてしまうと、どうしてもGnomeやXfce4に違和感を感じてしまうので"いっそKDEで"と思ったりもします。
ただ、きっとLXQtのほうがメモリ消費量が少ないと思うので、いつかはそのままシフトするような気がします。
一番の懸念点は、今使っているモバイルPCが"Celeron M 443"でネイティブ32bit(64bit非対応)なんですよね...。