ダウンロードは、いつもどおり理研からダウンロードしました。
パスは若干分かりづらいですが「http://ftp.riken.go.jp/Linux/simosnet-livecd/konalinux/4.0/」から取得できます。
すべてのバージョンで全エディションが用意されているわけではないですが、以下のように数多くのエディションが用意されています。
エディション | デスクトップ環境 | 対応CPU | 特記事項 |
---|---|---|---|
標準(無印) | LXDE | 32,64 | ベースバージョン |
light | LXDE | 32 | ベースバージョンの軽量版 |
black | LXDE | 32 | lightをさらに省メモリーにした最軽量版 |
jack | LXDE | 32,64 | jackaudio搭載の高音質版 |
blackjack | LXDE | 32,64 | jackより高音質で上級者向け(再生に特化しておりjackより軽量) |
Xfce | Xfce | 32,64 | Xfceデスクトップ版 |
MATE | MATE | 32,64 | MATEデスクトップ版 |
Cinnamon | Cinnamon | 32,64 | Cinnamonデスクトップ版 |
GNOME | GNOME | 32,64 | GNOMEデスクトップ版 |
KDE | KDE | 32,64 | KDEデスクトップ版 |
Pro | LXDE | 64 | 開発者・研究者用のエディション |
今回は、Lightエディションを利用しました。
Zorin OS Lite 12.1 とは異なり、最初からSynaptic パッケージマネージャが導入されていました。
(Kona Linux 4.0 Black は未確認ですが、導入されていないかもしれません)。
LightとBlackエディションは、当環境ではさほどの違いが見られなかったので、Lightエディションを選択しました。
※そのへんの経緯を知りたい方は「軽量Linuxディストリビューションをいくつか試してみました〜その2〜」をご参照ください
ちなみに、今回テストに使用したPCは「ThinkPad R61e(CPU : Core2Duo T7100 @ 1.8GHz / MEM : 3GB / HDD : 40GB)」です。
初期導入時、Kona Linux はシングルコアに最適化されています。
R61eは、CPUがデュアルコアで"PAE"対応なので、アップデートで対応モジュールを導入しています。
そのため、メモリ消費量がシングルコアPC導入時に比べると増えています。
約470MB前後です。
Kona Linux 3.0 light の 113MBと比べるとエライ違いですが、R61eは3GBのメモリを搭載しているので、当面は問題なさそうです。
Ubuntu MATEも試してみたかったのですが、Kona Linux 4.0 Light が Lubuntu なみにキーボード・ショートカットを拾ってくれるので、しばらく使う予定です。