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デスクトップOSシェア
Webトラフィック解析調査会社である"Net Applications"が、
「2017年8月のデスクトップOSシェア」を発表しました。
未だ、デスクトップOSはWindows圧勝ですね。
日本だけ取り残されているわけではなくて良かったです (・ω・;)。
OS | シェア | 備考 |
---|---|---|
Windows | 90.70% | なんと"Windows XP"や"NT"も含まれています |
Mac | 5.94% | |
Linux | 3.37% |
3つの合計が101%になるのは、集計時の丸め方の問題でしょうか・・・。
モバイルOSシェア
同様に「2017年8月のモバイルOSシェア」も発表されました。
こちらは多いので上位5位までを掲載します。
OS | シェア | 補足 |
---|---|---|
Android | 64.76% | |
iOS | 32.93% | IPhone / iPad |
Windows Phone | 0.81% | 私が使っている"KATANA01"も"Windows Phone(Windows 10 Mobile)"です |
Symbian | 0.64% | ノキアのスマホ向けOS(OSS) |
Java ME | 0.59% | Javaの小型セット |
興味深かったのは、iOSです。
iOS全体のシェアは落ちていますが、iPadがシェアを増やしているからです。
おそらく"iPad Air2"の後継でデビューした"新型iPad(2017年モデル)"が、手頃な価格設定で購買意欲の掘り起こしに成功したのでしょう。
最近はタブレットのシェアが下降気味だったので、驚きと同時にニーズを喚起することで売上を伸ばせることを実感させられました。
また、Androidスマホについては順当な伸びだと思います。
確か3-4年ほど前からファブレットという言葉が使われ始めだと記憶しています。
ファブレットとは「画面サイズが5.5インチ以上7インチ未満」のスマホが、顧客ニーズにマッチしているという考え方です。
理由は、
- 画面が大きいのでWebサイトや電子ファイルが見やすい
- 大きい分バッテリが大容量の傾向がある(長時間使える)
- カメラなど付属機能が充実している傾向がある
です。
そして、最近は「2 in 1パソコン(デタッチャブル型PC)」に代表されるように、キーボードがあっても軽量なモデルが多数発売され選びやすくなっています。
そのため、サイズ的に中間に位置するタブレットの販売が伸び悩んでいました。
シェアはエンドユーザのみならず、技術者にとっても判断の指針となります。
日本では、iOSとAndroidのシェアが拮抗(*1)しているので、それがすぐに崩れるとは思えませんが、注視していきたいと思います。
*1:日本のモバイルOSシェアは「Kantar Releases Smartphone OS Marketshare Figures」によると
2017/05 Japan
OS | シェア |
---|---|
Android | 50.9% |
iOS | 48.4% |
となっています。