先日、"Banana Pi"と"Raspberry Pi"でsamba性能を計測したので、SSDでも同様のテストをしてみました。
ディスクをHDDからSSDに変えた以外は変更ありません。
目次
結論
Read性能はUPするが、Write性能は誤差の範囲。
この程度の差だと、あえてSSDを使うメリットが見いだせないかもしれません。
使ったSSD
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(2) TS128GSSD370S
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Enclosure : TS128GSS D370S USB Device (V=05E3, P=0718, sa1) - m2
Model : TS128GSSD370S
Disk Size : 128.0 GB (8.4/128.0/128.0/128.0)
Buffer Size : 不明
Queue Depth : 32
Transfer Mode : SATA/150 | SATA/600
Features : S.M.A.R.T., AAM, 48bit LBA, NCQ, TRIM, DevSleep
128GBモデルなので、SSDでも低速な部類になります。
CrystalDiskMark 5.1.2 x64(Windows 10 Pro)での測定結果
Raspberry Pi 3 Model B + SSD (convert USB 2.0)
以前のテスト(Raspberry Pi のsamba性能について)同様に、NIC性能が足を引っ張っている模様。
Banana Pi M1 Classic + SSD (convert USB 2.0)
期待したほど、以前のテスト(Banana Pi のN/W経由のHDD測定〜Gigabit対応編〜)と違いが見られません。
Banana Pi M1 Classic + SSD (native SATA)
同上。
どこかで"Banana Pi"の一部機種のSATAはUSB経由になっている、というような記事を見たような気もするので、当該機種がUSBと差異が出ないのはそのあたりが原因かもしれません。