自分でも、我ながら稚拙なタイトルだな・・・と思います。
営業した先の社長さんから「無料のがあるんでしょ」と、いきなり投げかけられたので面食らいましたよ。
詳しく話を聞いてみると、コンサルタントさんからそういう話を聞いたそうで・・・。
(コンサルタントさんはきちんと説明したのかもしれませんが)人間というのは一番印象的なものが記憶に残りますもんね・・・。
今回は、オープンソフトウェア(以下、OSS)は「決して費用が発生しないわけではないんですよ〜」というお話です。
目次
フリーウェアと混同していないですか?
フリーウェアとは、私は「そのソフトを使うのに費用がかからない」ソフトウェアを指すものだと理解しています。
同時期にあった"シェアウエア"や"商用アプリ"の対極にある概念ですね。
これも私の見解ですが、企業において会社としてのサポート・保証のない"フリーソフト"を購入することはめったに無かった、と記憶しています。
もちろん、保証が全く無かったわけではないですが、周りの理解を得るのは非常に難しかったと思います。
時代でしょうか・・・。
じゃあ、OSSって何?
大企業を始め中小企業でも導入の動きが活発化しているOSSは、フリーソフトとは何が違うのでしょうか?
OSSは「そのソフトのソースコードが公開されているかどうか」がキーになります。
つまるところ、そのソフトウェアを使うために費用が発生するかどうかについて言及しているわけではありません。
もちろん、ソースコードが公開されているので無料で使えます・・・途中で方針が変わることはありますが。
ソースコードが公開されていると何が良いかというと、企業側でジャッジできる部分が増えるということです。
ソースコードを読めば解析できますから。
対して、フリーソフトや商法ソフトウェアではリバースエンジニアリングを禁止しているものが一般的です(フリーソフトでもソースコードを公開しているものはあります)。
結論
結局、OSSでも対価を支払わないとサポートは受けられませんよ、という話です。