仮想環境検証用サーバのメンテナンス

久々に、仮想環境検証用に使用しているサーバのパーツ交換を行いました。
普段、業務に使っているとメンテナンスが疎かになりがちでいけません。
なお、仮想環境検証用のサーバは自作です。

サーバ 既存構成
CPU Opteron 3280
MEM 32GB
M/B GA-78LMT-USB3 REV6.X
PCケース IW-CE685/300P

既存構成詳細

CPU

AMD Opteron 3280
Core 8
Clock 2.4GHz, All-Core Turbo 2.7GHz, Max Turbo 3.5GHz
TDP 65W
Passmark 5330

Octa-CoreでTDP:65Wはそこそこ良いのではないでしょうか。
これで普段、DockerやKVM,VirtualBoxなどの環境を検証しています。

マザーボード

GA-78LMT-USB3 REV6.XはCPU同様、今となってはあまりパッとはしませんが基本性能がしっかりしているので現役です。

気になる点

  • SATAは6ポートあるが、全て3Gbps
  • USB3.0は4ポート(内2ポートは内部ピン)あるが、外部チップで実装されているので起動ドライブ不可

PCケース

IW-CE685/300Pは、デスクトップ型のPCケースです。

おすすめポイント

  • 縦置き可能で幅96mmのスリムさ
  • それでいて"MicroATX"をサポート
  • ケース前面にパネルがない(パネルがあるとドライブと干渉するので不要)
  • "300P"は、80PLUS PLATINUM電源搭載

気になるポイント

  • 拡張性は高くない
    拡張性については言わずもがなです。
    拡張スロットは勿論"Low Profile"ですし、5インチベイはオープン1つ・3.5インチベイはオープンとシャドーが1つずつあるくらいです。
    ちなみに、3.5インチオープンベイにはHDDなどを付けるのは難しいです。
    (奥に冷却ファンが付いていて邪魔なので・・・ファンを取れば何とかなるかも)。
  • 冷却性能も高くない
    冷却性能については標準搭載の電源ファンと3.5インチベイ備え付けのファンだけです。
    最近のケースにありがちなパターンで、縦置きにすると電源ユニットが下になるのでエアフローも気になります。
    ケースのフロントとリアはメッシュ構造なのですが、それ以外に通気口はありません。
    SST-ML03Bみたいに縦置きにすると上がメッシュになっているとだいぶ違うんですが。
    (SST-ML03B自体は縦置きに対応していませんが、私は立てて使っています)。

使い方

今までは内部SATAポートを2つeSATA化して起動ドライブとして利用していました。

  • CROSEU3S6G
    CENTURY製リムーバブルケース

  • 6518SUS3
    ORICO製リムーバブルケース

上記2つのリムーバブルケースはともに「USB3.0/eSATA両対応の2.5/3.5インチSATA対応」です。
最近、2.5インチHDD・SSDを使うケースが増えてきたので、場所を取るリムーバブルケースではなくて内蔵にしよう ! と思い立ったのが1ヶ月ほど前。

候補

内蔵にするなら本数は多いほうが良いよね、ということで5インチベイ装着タイプを探しました。
ちなみに、現在5インチベイに入れているカードリーダーは別途3.5インチ版を購入して置換します。

CMRK-S4S6G

  • 4台搭載可能 / 12.5mm厚まで対応

CMRK-S6S6G

  • 6台搭載可能 / 9.5mm厚まで対応

StackGate SG880

  • 8台搭載可能 / 7mm厚まで対応

今回は4台あれば十分なため、一番安い"CMRK-S4S6G"を購入しました。
金属製ですし思っていたよりよく出来ていますが、HDD/SSD取付部分に遊びがあるので振動が多いところだと心配になるかもしれません。
品質や所有欲を満たしたい場合は"StackGate SG880"をお勧めします。
価格はASCII記事によると、税抜1万2000円とのことです。

コメントする