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Atermには簡易NAS / メディアサーバ機能がある
メインで使用しているWi-Fiルータ"PA-WG1800HP2"にはUSBポートがあり、USBデバイスを"簡易NAS"として利用しています。
base on NAS(ネットワークHDD)とは?
NAS(Network Attached Storage)とは、ネットワーク(LAN)上に接続することができるハードディスクです。
簡易NASとあえて記載したのは、通常のNASなどとは異なり権限周りが細かく指定できないからです。
(あくまでルータのおまけ機能です)。
PA-WG1800HP2 のNAS機能
至ってシンプルです。
PA-WG1800HP2 | NAS機能 |
---|---|
対応ファイルシステム | FAT16, FAT32 |
対応プロトコル | CIFS, HTTP, DLNA |
PA-WG1800HP2 のメディアサーバ機能
DLNAに関しては"メディアサーバ機能"と呼ばれています。
base on Digital Living Network Alliance
DLNAでは加盟各社の製品が互いに互換性を持ち、家庭内で電子装置間のネットワークを可能にする業界標準(ガイドライン)を作ることを目的としている。
DLNAをサポートするTVやPC・スマホなどでUSBデバイスに保存されたデータを閲覧することができる点でNASとは異なります。
base on 5分でよく分かる?DLNAとは?
DLNAに対応した機器をLANに接続すれば、以下のような楽しみ方ができます。
- リビングのHDDレコーダーに録り貯めた映像を、他の部屋にあるテレビや、タブレット端末で視聴する
- スマホに入っている音楽を、ワイヤレスでミニコンポから再生する
- スマホでNASに入っている音楽や動画を探して、指定したテレビで再生させる
ちなみに、DLNA自体は既に解散しています。
base on DLNA解散。13年で40億台の音・映像のホームネットワーク相互接続を認定
ホームネットワークにおいて、異なるメーカー、機器間でのオーディオ、ビデオ等の相互互換性確保のために運用されてきた「DLNA」。
そのDLNA認証を運営していたDigital Living Network Allianceが1月5日に解散を発表した。今後はDLNAガイドライン(規格)のアップデートも行なわれない。
新たなDLNA認証は"SpireSpark International"に引き継がれるが、既存のDLNAガイドラインは一般公開されており、ガイドラインや認証手順などもそのままのため影響はない。
DLNAの基本構成
サービスを提供するDMSと、映像を映し出すプレーヤに大別されます。
DMS(デジタルメディアサーバ)
データを供給する側の機器を指します。
今回の場合、ルータがDMSになります。
DMP(デジタルメディアプレーヤ)
データを再生する機器を指します。
今回の場合、TVがDMPになります。
なお、TVにDMP機能がない場合でも、BDプレーヤなどDMP機能をTVに追加できるものもあるので低コストで導入が可能です。
注意事項
"PA-WG1800HP2"の仕様上、以下の制限が存在します。
- USBポートにはHUBは使えない(直挿しのみ)
- USBポートは本機をルータとして使用する場合のみ有効
- 保存できるコンテンツ上限は1000件
- ルータ上から残容量が分からない
「ルータ上から残容量が分からない」のは致命的
Web管理画面のどこを見ても残容量が分かりません。
仕方がないので、マウントして残容量を確認しています。
Windowsの場合
Windowsの場合は、"ネットワークドライブの割り当て"でデバイス(のフォルダ)をマウントすれば、"マイコンピュータ"から残容量の確認ができます。
その他
USBポート付近は熱を持つので、USBメモリなどは直挿しせずに延長ケーブルを使ったほうが精神衛生上良いと思います...。