VNCでの半角/全角キーのショートカット

前回「UbuntuへのTigerVNCビューアの導入」で”半角/全角”キー(直接入力・日本語入力の切替)が効かないという結論に至ったのですが、何気なく使えました。

目次

前提条件

確認環境は以下のとおりです。

構成 内容 備考
親機 Windows 10 Home
子機 Lubuntu 16.04.3
VNCサーバ TightVNC 2.7.10 Windows 10 Home
VNCクライアント TigerVNC 1.6.0-3 Lubuntu 16.04.3
確認内容 ”半角/全角”キーのキーボード・ショートカットが効くか

前回の結果

”半角/全角”キーが何かと競合しているらしく使えませんでした。
ただ、Windows標準のIMEにはキーバインド機能があるので(Ctrl+F1キーなどに)割り当てることで実現可能です。

親機(Windows側)の設定方法

キーバインド追加

1.タスクバー右端のIMEアイコンを右クリックして[プロパティ]を選択
2.[詳細設定]ボタンをクリック
3.[全般]タブの[編集操作]の[キー設定]を"ユーザ定義"にして[変更]ボタンをクリック
4.[キー設定]タブの[キー追加]ボタンをクリックし、任意のキー(Ctrl + F1等)を選択
5.表に当該データ行が追加されるので、「入力/変換済み文字なし」をダブルクリック
6.[機能選択]画面の一覧から「IME−オン/オフ」を選択し[OK]ボタンをクリック

新事実

キーバインドを追加しなくても、従来(昔のWindowsショートカット)の「Alt + ”半角/全角”キー」で切替できました。
※”半角/全角”キーのみだと切り替わりません

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