RPM系ディストリビューションに”Boostnote”を導入する

普段、メモやスニペットには"Boostnote"を使っています。
Markdown記法で手軽にテキストを追加していけるので重宝しています。
メモ帳アプリ「boostnote」が便利)。

2018.02.27 「BoostnoteをFedoraに導入する【2018年2月版】」を公開しました

Boostnoteにはdeb形式のバイナリパッケージは用意されていますが、rpm形式は用意されていません。
今回、自宅の居間作業用PC"ThinkPad R61e"のOSを"Fedora 27"に変更したので、バイナリパッケージを作成してインストールしました。

なお、以下のサイトを参考にさせていただきました。

目次

Boostnoteの導入

導入準備

今回は、先日"ThinkPad"に導入した"Fedora 27"に適用します。

Fedoraを最新状態にします

# dnf update
# dnf upgrade

ビルドに必要なツール群を導入します

# dnf install nodejs nodejs-grunt dpkg dpkg-dev rpm-build fakeroot git wget libpython3.5-minimal

念の為、Node.jsのパッケージ管理システム"npm"のパスが通っていることを確認します

# npm -v
5.5.1

GitHubからソースを取得(BoostIO/Boostnote)し、解凍します

# wget -P /tmp/ https://github.com/BoostIO/Boostnote/archive/master.zip
# unzip master.zip

ビルドします

# cd /tmp/Boostnote-master/
# npm install
# grunt build

ビルド直下の"dist"ディレクトリにバイナリパッケージが作成されます

# ls -lh ./dist/
合計 102M
drwxr-xr-x. 4 root root 4.0K 12月 22 14:05 Boostnote-linux-x64
-rw-r--r--. 1 root root  55M 12月 22 14:15 boostnote-0.8.18.x86_64.rpm
-rw-r--r--. 1 root root  47M 12月 22 14:09 boostnote_0.8.18_amd64.deb

導入

作成されたrpmパッケージをインストールすれば完了です。

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