Boostnoteが64bit版なので、32bit版の代替アプリがないか調べてみました

普段、Markdown記法に対応したメモアプリとして"Boostnote"を利用しています。
とても使いやすくて重宝しているのですが、今回代替アプリを探すことにしました。

Boostnoteの利点と欠点

利点

  • テキストファイルベース
    テキストベースなので、Boostnoteが無くても内容の閲覧や編集が可能です。
    "Visutal Studio Code"など対象ディレクトリをテキスト検索できるツールを使ったり、直近の更新日のファイルをエディタでまとめて開いたりして使うこともあります。
    拡張子は.csonですが、ネイティブなcsonではなさそう。 ※1
  • Markdown記法に標準で対応
    短時間で見やすい文章が書ける。しかもCSSも書き放題!
  • UIがシンプル、且つお洒落
  • PC版はローカルデバイスにノートが保存されるため、当該ディレクトリを指定すれば同じ環境を復元できる
    私は32MBのCF(CompactFlash)にStorageを作って共有しています。
    異なるPCでも同じCFを参照する設定にしておけば最新版で作業ができます。
  • ノートを分類でき、"All Notes"で検索が可能(どこに分類していてもヒットする)
    BoostnoteはExcelに例えると「Storage=Book;ノート=シート」のような感じです。
    複数のStorageを定義できますが、Storage以下にノートが格納されるので、Storage単位で保存場所を選べます。
    この異なる保存場所にあるStorageを横断して検索ができるのは結構すごい&便利です。

※1:注:csonをよく知らないので間違っているかも。
ちなみに、CSONについてはBoostnoteを使うまで知りませんでした。
どうも"CoffeeScript-Object-Notation"の略らしいです。

欠点

  • PC版が64bitオンリー
  • モバイルOS(iOS・Android)対応のアプリはPC版と互換性がない

個人的に面倒な点

モバイル版とPC版で互換性がないのは致命的な気がします。
なお、PC版で作成したファイルを直接Androidで閲覧するなら"Epsilon Notes"がオススメです

ツール選定の前に

通常、マルチデバイスでの作業を前提とするならばクラウドサービスが筆頭に上がると思います(というか、そのほうが幸せになれる気がします)。
ただ、私はアナログ人間で、ローカルデバイスに保存されていると安心するので、そこを変えるつもりはありません。

調査

まず、似たようなアプリがどの程度あるのか調べてみました。

候補

以下の3つが見つかりました。

  • Simplenote
    64bitオンリーですが、クロスプラットフォームで幅広いデバイスを網羅しています。
    以前記事にしています・・・Simplenote を試してみました
  • Standard Notes
    32/64bit両対応ですが、Markdown記法を利用するには有料の拡張機能が必要なのが個人的に...。
    上記、Simplenote同様に幅広いデバイスをサポートしています。
    Gigazineの説明が分かりやすいです。
  • Tomboy
    32/64bit両対応ですが、Markdown非対応です。

考察

"Standard Notes"はクラウドサービスなので、便利ですがセキュリティが気になります。
また、無料の(有料でも同様ですが)クラウドサービスはいつ終了するか分からない、という不安もあります。

時代的にはクラウドなのは分かっていますが、Tomboyを代替アプリとして選定しました。

しかし、、、何故か Mageia で安定動作しません。
起動するがすぐ落ちる・・・。

結局、Boostnote で頑張ることになりそうです。

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