目次
良かったこと
RAIJIN(FTJ162E)を購入して1週間も経っていないですが、ファーストインプレッションを忘れないうちに記事に起こします。
バッテリ
5000mAhの容量は伊達ではなく、すごく持ちます。
私はスマホに依存していない *1ので、一日にLINEのやり取りを10回程度するぐらいです。
その程度だとバッテリは1日に10%前後しか消費しません。
通話やテザリングをしなければ1週間ぐらいは持ちそうです。
実際には多い日で6H程度テザリングをしますが、その場合でもバッテリの消費は30%前後です。
(ガンガン使うと消費が10%程度増えます)。
KATANA01 は3Hのテザリングで50-60%消費していたので嘘のようです(6H持たない)。
充電時間はかかりますが、良いスマホだと思います。
*1 : PCに依存しているアナログ人間です
5.5インチ画面
老眼気味なので大きい画面は助かります。
ただ、正直タブレットのほうが見やすいです。
ここらへんは好みもあると思いますが、見やすさの指標は解像度だけではないんだなーと感じました。
RAIJINは5.5インチのFHD(1920×1080)です。
普段使っているタブレット A1-810 は、7.9インチのXGA(1024×768)です。
スペックだけ見ると旧式のA1-810はだいぶ見劣りしますが、実際にはXGAのほうが見やすいです。
確かに写真はFHDのほうが綺麗ですが、ブラウジングは物理画面の大きいタブレットのほうが断然見やすいです。
※老眼には多少のジャギーより画面の大小のほうが大きいようです...
テザリングが早い
普段、250kbpsのワイヤレスゲートの格安SIMを使っています。
今までの KATANA01 のテザリングと比べて明らかに RAIJIN のテザリングのほうが高速です。
OSの差かハードウェアの差かは不明ですが、とにかく快適です。
指紋認証が便利
実際使ってみるまで特段気にかけていなかったのですが、利用してみるとすごく便利です。
今までPINを入力してロック解除していましたが、横から覗き込むこともできるので、あくまで保険としてPINを設定していました。
RAIJINにしてからは「指紋認証+PIN」を設定し、普段は指紋認証を利用しています。
おかげで、肉体的にも心理的にもだいぶ楽になりました。
通知ランプがある
今まで使っていた KATANA01 に通知ランプがなかったので単純に便利です。
受信すると、グリーンのLEDが点滅します。
再起動がある
素の Android 7.0 には「再起動」がありませんが、RAIJINにはあります!
たまにしか再起動はしませんが、あると便利です。
以前使っていた SK-3GTAB7 には再起動ボタンがあり重宝していました。
(A1-810、KATANA01(OSはWindows Mobileですが)にはありません)。
RAIJINでは、[電源ボタン長押し]で以下の項目が表示されます。
- 電源を切る
- 再起動
- 機内モード
- ボタン
サイレント・バイブ・音量
ボタンの配置がグッド
以前使っていたSIMフリータブレット SK-3GTAB7 は電源ボタンの反対側に音量ボタンがあったので、片手で電源を入れる際に音量ボタンも押してしまって認識されないことが良くありました。
それに物理ボタンを不必要に押すのは精神衛生上も良くありません。
あたりまえのことですが、素直な配置で使いやすいです。
ハードウェアキーがお洒落
画面下に配置された「戻る・ホーム・アプリ履歴」操作キーのことで、ナビゲーションキーとも呼ぶらしいです。
物理ボタンなのですが、フラットでタッチすると光るタイプのものです。
全面が全てブラックで統一されていて、操作すると光るのでお洒落です。
ちなみに、タブレット A1-810 はソフトウェアで実装されていて、画面上にナビゲーションキーが表示されるので、普段ボタンが無くても違和感なく使えています。
FREETEL UI
[設定] - [FREETEL UI 設定]という項目があり、いつくかの設定を行えます。
- ホーム
ホーム画面のアイコン表示などを設定します。
デフォルトは FreetelLauncher ですが、こだわりがなければ Android UI に変更したほうが使いやすいでしょう。 - ハードウェアキー
デフォルトで「戻る・ホーム・アプリ履歴」の配置を「アプリ履歴・ホーム・戻る」に変更できます。
また、ホームキーの長押し・ダブルタッチに機能を割り当てることが可能です。
私はそれぞれ、設定・カメラにしました。 - スワイプアップランチャー
デフォルトでONになっています。
画面下部からスワイプすると、iOSのコントロールセンター似のメニューが表示されます。
私は、今まで使っていた A1-810 に合わせたかったのでOFFにして画面上部からスワイプするように変更しました。 - FREETEL Key
iOSの AssistiveTouch の類似アプリです。
画面最上部にオーバーレイで表示されます。- FREETEL Key 項目
- 検索
- 設定
- 明るさ
- 自動回転
- Bluetooth
- 現在地
- Wi-Fi
- モード(サイレント・音量・バイブ)
- ライト
- 電卓
- スクリーンショット
- アプリ(登録したもの)
- ナビゲーションキー
- FREETEL Key 項目
ストラップホールがある
本体にストラップホールがあります。
私はストラップホール付きのケースを使っているので、本体穴は使っていませんが、あると無いとでは大違いです。
今まで使っていたスマホ KATANA01 にはストラップホールがないので、スマホリング(バンカーリング)を使っていました。
Android 7.0 搭載
Android 7.0 の恩恵は大きいです。
特に便利と感じた機能をご紹介します。
- クイックスイッチ機能
ハードウェアキーの「アプリ履歴」をダブルタップすると直前に利用したアプリが表示(画面が切り替わる)されます。 - データセーバー機能
バックグラウンドでのデータ送受信を抑制する機能です。
低速SIMを使っている私には嬉しい限りです。
なお、除外アプリの登録も可能です。- 注意点1
Wi-Fi・SIMの区別がない。
(SIM利用時のみデータセーバーを有効にできるとGoodなのですが)。 - 注意点2
テザリングと排他利用。
(両方同時には使えません)。
- 注意点1
- バッテリーセーバー
バッテリー節約機能として、以下から選択可能です。
なお、当機能利用時は、バイブ・位置情報サービス・多くのバックグラウンドサービスが制限されます。- 設定可能な値
- 常時ON
- 電池残量5%
- 電池残量15%
- 設定可能な値
- マルチウィンドウ機能
画面に2つのアプリを並べて使う機能です。
タブレットでは使えそうですが、スマホだと・・・。
気になったこと
個人的に気になったことや不便だなと感じたことを記載します。
180度の画面回転ができない
縦で上を下にしたときに画面が回転しません。
左右どちらか90度の回転のみサポートしているようです。
自宅にいる時は、Bluetoothキーボード"K480 – Logicool"と合わせて使うことがあるのですが、キーボード溝にRAIJINを立てるとハードウェアキーが隠れてしまいます。
※実際には押せるのですが、溝に埋もれているので心理的にタッチしづらく感じてしまい若干ストレスです
KATANA01 は180度回転に対応しており、A1-810 は画面上にハードウェアキーが表示される仕様のため、溝に立ててもハードウェアキーを押せなくなることがありませんでした。
確かに180度回転させる意味は薄いかもしれませんが、他の出来が良いだけに残念です。
表示サイズが無い
[設定] - [ディスプレイ]に以下の2つがありません。
- 表示サイズ
- アイコンサイズ
5.5インチの液晶なので、サポートしてもらいたかったものです。
いくら老眼でもアイコンで大体判別できるので、画面に表示できるアイコン数は多いほうが嬉しいです。
※フォントサイズの変更は可能です(フォントの項目はある)
以降、2018.5.20追記
回転固定が縦しかできない
画面の回転固定が「縦表示」しか選択できません。
「横表示」での画面固定ができないので、ワイヤレスディスプレイ機能でTVに投影している時に不便を感じることがあります。
Android 7.0 の標準機能なのでしょうか?