同梱ACアダプタの仕様
RAIJIN同梱のACアダプタの仕様は、製品表記によると以下のようになります。
FTJ162E-RAIJIN | ACアダプタ |
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型番 | LX15026R |
出力 | 5V 1.8A / 7V 1.8A |
出力は、5V・7V 両対応で電流は max.1.8Aとなっています。
測定機器
測定にはルートアールの「RT-USBVA3HV」を使います。
base on QC2.0対応 USB簡易電圧・電流チェッカー [RT-USBVA3HV]
QC2.0規格に対応しており、5Vのほか、9V、12Vの電圧も測定することができます。
- 測定範囲 : 電圧 3.5~12V(最大12.6V)、電流:0~3.0A
- 入力端子 : USB A端子 オス
ケーブル長 : 約10cm- 出力端子 : USB A端子 メス×2
OUTPUT II 出力端子は充電のみ対応
測定条件
共通
- 1-2時間おきに目視にて確認
- バッテリが空になり端末が落ちた状態で充電を開始
ケース1
- ACアダプタ・ケーブルは製品同梱のものを使用
測定結果
V:電圧 | A:電流 |
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5.27 | 1.77 |
5.29 | 1.78 |
5.30 | 1.79 |
同梱製品の定格が「5V・1.8A」なので非常に優秀な成績です。
何度か確認しましたが、充電完了するまで上記3つの数値で固定でした。
ケース2
- ACアダプタは別製品、ケーブルは製品同梱のものを使用
- ACアダプタ : OWL-ACUS4(5V・2.1A)
測定結果
V:電圧 | A:電流 |
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5.05 | 1.57 |
5.06 | 1.50 |
5.07 | 1.34 |
5.08 | 1.21 |
5.09 | 1.04 |
最大1.57A前後で充電され、充電率が上がるとともに下降していきました。
ケース1・3と異なり、細かく変動しています。
もしかしたら、ケース1・3も変動していたのかもしれません。
※ずっと見ていたわけではないので・・・
ケース3
- ACアダプタ・ケーブルともに別製品を使用
- ACアダプタ : OWL-ACUS4(5V・2.1A)
- ケーブル : 2台同時充電ケーブルType-C&micro USB / 型番:AT-CASTUSCM01
※セリア100均の20cm充電ケーブルです
測定結果
V:電圧 | A:電流 |
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5.03 | 1.55 |
5.04 | 1.53 |
5.04 | 1.28 |
電圧は5V、電流は1.6A弱で推移。
なかなか優秀です。
なお、ケーブルの microUSB 側には何も挿していません。
100均の充電ケーブルって優秀なんですよね。
コレ以外にも、microUSB の巻取り式充電ケーブルを使っていますが、2.1A出力の上記 OWL-ACUS4 で、5V・1.8A程度で充電できるのでロスが少なく充電時間を短縮できます(PDやQCなどの高速充電規格には対応していませんが)。
※100均なので、目につかない場所で使わないようにはしています
(発熱とか怖いので・・・意外と気が小さいです)。
所感
結果を見て、もしかしたら「RT-USBVA3HV」が対応していないだけかも・・・と思ったりもします。
7Vって、USB Power Delivery (USB PD)の規格に無いんですよね。
ただ、充電時間を見ると変わらない、つまり「RT-USBVA3HV」の有無に関わらず 3.5H-4H かかるので、7V云々の問題ではない気がします。
2018.7.3 追記
充電の後半(確か80%前後だったような・・・)で 7V 充電してくれました。
普通はバッテリの空きが多い時(充電前半)に電圧を高めにしてくれると思っていたのでアテが外れました。
V:電圧 | A:電流 |
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7.43 | 1.08 |