リポジトリ:Ubuntu編

以前、書いた「パッケージのサポートの確認方法」で、ふと気になったのですが、リポジトリとかPPAでパッケージのサポート期間って異なるのでは?と思い、リポジトリをよく理解していなかったので調べてみました。

自分の認識としては、

  • パッケージの倉庫のようなもの
  • リポジトリに UP されたパッケージは、コマンドなどで導入・更新ができる
  • 非公式でも PPA(パーソナル・パッケージ・アーカイブ)で公開できる&利用できる
  • 使用したいリポジトリは登録(設定)する必要がある

という認識ぐらいで、種類まではきちんと把握できていませんでした。

目次

Ubuntuのリポジトリ

Ubuntuには、「main」「restricted」「universe」「multiverse」という4種類のリポジトリがあります。

リポジトリの概要

  • main
    標準でインストールされる全パッケージがある。
    Canonicalが作成・管理しているので安心。
  • restricted
    Canonicalがパッケージを作って管理しているが、ソースコードは別で作成されたもの。
    (例:製品のドライバなど / OSSでないもの)
  • universe
    universeはオープンソースなソフトウェア
    ボランティアでコミュニティによってメンテナンスされているパッケージ(OSS)。
  • multiverse
    コミュニティかソフトウェアの開発元が直すもので、ライセンスや法的な縛りなどがある。