ARM の Windows は、Chromebookと良い勝負になりそうでワクワクして待ち望んでいます。
国内では発売されていませんが、既に Snapdragon 835 の Windows 10 マシン(HP ENVY x2, ASUS NovaGo)は登場しています。
懸念材料として、ARM版特有の制約に苦労しているのでは?という一部の見方もありました。
が、ここに来て、新たなニュースが舞い降りてきました。
Snapdragon 850 搭載PCが年内に発表予定
850は8番台なのでハイエンドSoCにあたります。
(200,400番台はローエンド、600番台はミッドレンジになります)。
base on クアルコムが「Snapdragon 850」発表、Windows 10常時接続PC向け | 日経 xTECH(クロステック)
2018/06/08 08:00
米Qualcomm(クアルコム)は2018年6月4日、「COMPUTEX TAIPEI 2018」(2018年6月5~9日、台北)のプレスカンファレンスにて、Windows 10対応PCを対象とするモバイルプラットフォーム「Snapdragon 850」を発表した(ニュースリリース)。
2018年後半に発売予定の韓国Samsung Electronics(サムスン電子)製PCに搭載されるとしている。IEEE 802.11ac 2x2、Bluetooth 5にも対応。
スリープモードやスタンバイモードでもLTEや無線LANに接続できる、スマートフォンのような「常時稼働、常時接続PC」を実現するとしている。電池寿命も25%改善し、連続25時間の使用が可能になっている。
加えて、急速充電機能として、5分で5時間分の充電を可能にする「Qualcomm Quick Charge 4+ technology」も実装されている。
サムスン電子から製品が登場するのは、同社がメインのSnapdragonの生産を受託していることも関係しているのでしょう。
なにぶん初めてのことなので手探りなのかもしれません。
そうはいっても、Microsoft社が提唱しているコンセプト「常時接続パソコン」は健在ですね。
現在主流となっているデバイス"Android"に対抗するには、ユーザに支持されている使い方を満たさなければなりませんから仕方ありませんが、常時接続にはエコなARMがベストマッチなのでしょう。
対抗馬となるChromebook も Androidアプリのサポートから、最近では Linux をサポートしようとする動きもあります。
ARM on Windows は順調な走りだしとは言えませんが、Chromebookも地盤を固められていない状態なので、良い勝負になりそうです。