Microsoft Surface Go

目次

軽量コンパクトなモバイルPC 登場

10インチ、約765g と日本向けとも言えるモバイルPC "Surface Go"が登場しました。
アメリカでは車社会ということもありキーボードが打ちにくい小型PCは需要が少ない、と勝手に思っています。

なお、オプションでキーボードとカバーを兼ねた「Type Cover」が用意されています。
※重量 765g は、本体・キーボードとの合算値です。

主な仕様

仕様 詳細
CPU Pentium Gold 4415Y (2M Cache, 1.60 GHz)
RAM, Storage RAM 4GB, eMMC 64GB
RAM 8GB, SSD 128GB
画面サイズ 10インチ
解像度 1800 x 1200
重量 約 765g (本体・オプションキーボード合計)

印象

RAM 4GB で、64,800(法人 Office 非搭載モデル:52,800)と価格的にはもう少し頑張って欲しかったですが、本体・キーボード計 765g というのは素晴らしいです。
また、CPUに Pentium Gold 4415Y (2M Cache, 1.60 GHz) を搭載しています。
RAM 容量を考えるとヘビーな用途には向きませんが、サブ機としてはアリだと感じました。

base on 「Surface Go」を発表 - News Center Japan
2018年7月11日
やりたいことが、軽がるできる「Surface Go」を、明日 7 月 12 日(木)予約開始、8 月 28 日(火)発売

製品 税抜参考価格 ※1 発売日
一般向け 法人向け ※2 教育機関向け ※2
Microsoft Surface Go
メモリ 4GB, 記憶域 64GB, OS Windows 10 ※3
64,800円 52,800円 47,800円 2018年8月28日 (火)
Microsoft Surface Go
メモリ 8GB, 記憶域 128GB, OS Windows 10 ※3
82,800円 70,800円 65,800円 2018年8月28日 (火)

※1 本プレスリリースに記載の価格はすべて税抜参考価格です。お客様への販売価格は販売店および認定リセラー、D-VARによって決定されます。
※2 法人モデル、教育機関向けモデルはOffice非搭載です。
※3 搭載されるOSは、一般向けモデルはWindows 10 Home (Sモード)になります。法人モデルおよび教育機関向けモデルはWindows 10 Proとなります。

気になる点

一般向け(法人向け) がプリインストールされるのは正直がっかりしました。
事前に399ドルと発表があったのも大きいのでしょう。

Microsoftの戦略との乖離については、以前の記事「Office 2019 のサポートモデル変更へ」でも触れましたが、今年登場予定の Office 2019 が最後のデスクトップ版となる見込みです。
(過去の資産 VBA はどうなるのでしょうか?)。

base on 「Surface Go」日本版は本当に高いのか Office付属は妥当なのか (2/2) - ITmedia PC USER
2018年07月14日 06時00分 公開
Surface Go日本モデルに対する2つの疑問
1つは、やはり、Officeのライセンスは不要というユーザーにまでライセンスを強制購入させる製品ラインアップへの疑問だ。

2つ目はMicrosoft自身の戦略との乖離だ。
Microsoftはポリシーを変更して「Office Perpetual」(パッケージやバンドル販売で提供される、特定PCへの永続ライセンス付与型のOffice)の利用範囲を制限する方向を目指している。

例えば、2020年10月13日以降はOffice 365関連サービスを利用するためにOffice 365のサブスクリプション契約が必須となり、Office Perpetualからのアクセスを禁止する方策を打ち出しているのだ。

ただ、サポートや評判について指摘されると、納得してしまうのは私だけではないはずです。
つい、自分のものさしで判断してしまいがちですが・・・。

base on 2万円高い「Surface Go」であらためて浮き彫りになる、日本の「Office」事情 - BCN RETAIL
2018/07/15 17:00
日本市場では、家電量販店やパソコンショップで販売されるPCの大多数は、Office付属モデルとなっている。
このため、ホームユーザーでもWordやExcelなどの利用率は高く、PCの買い替えの際、新しいPCにOfficeが入っていないと、サポートセンターには「『.xlsx』のファイルをダブルクリックしても開かない」といった問い合わせが寄せられる。

Surfaceシリーズの販売において、日本国内では店頭の量販チャネルが非常に重要な役割を果たしており、一部の家電量販店は全世界のSurface取り扱い業者の中でもトップクラスの販売実績を誇るという。このことも、個人向けのSurfaceがOffice標準搭載でなければならない理由のひとつになっている。