今回購入したのは、下記ボードです。
- SUNEAST SSD SE800
約 5cm x 3cm の小さなボードです。
上記 mSATA のは 3D TLC で構成されているので、最近の製品になります。
base on SE800 mSATA|PRODUCTS|SUNEAST SSD(サンイースト SSD)
株式会社旭東エレクトロニクス
SE800 Spec 備考 NAND フラッシュ 3D TLC 型番 SE800-m128GB 容量 128GB インターフェース SATA 6Gb/s mSATAⅢ(Mini SATA 3.0) 動作電圧 DC 3.3V *1 MTBF 2,000,000 時間 サイズ 29.9 x 50.8 x 4.0mm mSATA 標準サイズ *1 SE800 の動作電圧は公式サイトでは 5V となっていますが、製品パッケージは 3.3V になっています。
mSATA の定格は 3.3V なので、パッケージが正しいのでしょう。
目次
mSATA は複雑
購入したもののドキドキしながら組み込みました。
というのも、公式ページ(VersaPro UltraLite タイプVB)には mSATA の説明が一切ない。オプションすら存在しない...。
製品背面にスロットが存在するので確認したところ、mSATA であることが分かりました。
原因
mSATA を扱いづらくしている原因がコネクタ形状です。
下記2製品のコネクタは同じですが、形は同じでも互換性がありません(信号が異なる)。
- mSATA コネクタ
- Mini PCI Express (Mini PCI-e) コネクタ
コネクタ形状は一緒ですが、mSATA(Mini SATA) は SATA から派生したもので、PCI Express から派生した Mini PCI Express とは全くの別規格です。
結果として、同コネクタを採用した M/B では以下のように対応が分かれています。
- Mini PCI-e, mSATA 兼用
- Mini PCI-e 専用
- mSATA 専用
※mSATA, Mini PCI-e ともに標準の動作電圧は 3.3V 。
これが mSATA を利用しにくい原因にしています。
(正規品ならともかく、輸入品だと動かない可能性がある)。
結果
標準サイズ(約 3cm x 5cm)、電圧 3.3V の mSATA が無事に利用できました。
BIOS でブートデバイスに指定できます。