Raspberry Pi 3 Model B+ に引き続き、Raspberry Pi 3 Model A+ が登場しました。
Raspberry Pi 4 は、いつになったら発表されるのでしょう。
Broadcom 製 SoC が Raspberry Pi 専用なので、マイナーチェンジで数量を捌きたいのは理解できますが...。
Model A+ 概要
旧モデル(Raspberry Pi 1 Model A+)と基盤サイズは同じ(65mm × 56.5mm)で、且つ GPIO ピンも同様に 40pin で構成されています。
base on Raspberry Pi 3 Model A+ - Raspberry Pi
- Broadcom BCM2837B0, Cortex-A53 (ARMv8) 64-bit SoC @ 1.4GHz
- 512MB LPDDR2 SDRAM
- 2.4GHz and 5GHz IEEE 802.11.b/g/n/ac wireless LAN, Bluetooth 4.2/BLE
- Extended 40-pin GPIO header
- Full-size HDMI
- Single USB 2.0 ports
- Micro SD port for loading your operating system and storing data
- 5V/2.5A DC power input
仕様の踏襲は多くのユーザにとっても朗報だと思います。
注意すべき点は、
- 有線LAN が無い
Wi-Fi (無線LAN)はある。 - メモリが少ない
512MB。
というところでしょうか。
Raspberry Pi Zero WH 同様に Wi-Fi はあるので、通信にシビアでない環境であればそこまで問題ではないかもしれません。
ただ、メモリが 512MB なので一般的な PC として(フロントエンドにGUIを)使用するには厳しい場面も出てくるでしょう。
逆に RJ-45 コネクタがないので全体的にフラットです。
薄型のヒートシンクをつければバックヤードで活躍できそうです。
所感
安全パイを狙うのであれば、メモリ 1GB の Raspberry Pi 3 Model B+ がお薦め。
上限 300Mbps ですが有線LAN もありますし。
バッチ処理主体であれば、Wi-Fi で配線が電源Onlyで済む Raspberry Pi 3 Model A+ も狙い目かもしれません。