昨日の記事「OpenMediaVault でソフトウェア RAID を組む」でご紹介したとおり、Banana Pi M1 Classic + OMV では RAID を構成することができませんでした。
Banana Pi 上の OMV は私一人が使っているストレージなので、なんとなく二重化するような運用を考えてみました。
目次
バッチコピー
rsyncコマンドを使って定期的に同期させるパターン。
- 画面
[システム] - [スケジュールされたジョブ] -
実行タイミング
実行タイミングは下記から選択可能です。- 特定の日時
- 毎時
- 毎日
- 毎週
- 毎月
- 毎年
- 再起動時
※要は cron なので「毎時1分に実行」というようなことも可能です。
- 処理
コマンドを記述します。
※入力欄が1行なので、場合によってはスクリプトを記述する必要があるかも。
(それなら cron 直メンテで良いじゃん、と言われそう)。 -
その他
Web管理画面で即時実行も可能です。
例
- rsync
$ rsync -av /srv/backup-src/* /srv/backup-dest
ソース管理
OpenMediaVault などのファイル共有の仕組みではなく、Subversion(SVN)や git などの仕組みを使ってファイルを管理するパターン。
この場合、ローカルにコピーが作成されるので擬似的に二重化されます。
都度、コミットやプッシュなどが必要になりますが、これはこれで合理的かも。
プライベートストレージ
ownCloud や nextCloud などのプライベートオンラインストレージを使うのも、結果的にはソース管理と同じかなと思っています。
SVN や git 同様にローカルにコピーが存在し、且つ履歴管理されているので。