Windows 10 がついにビルド 1803 以降でサンドボックス (Windows Sandbox) を標準実装する模様です。
Windows 10 (1903) で Windows サンドボックス機能が実装されました。
base on Windows Sandbox - Microsoft Tech Community - 301849
12-18-2018 04:18 PM
Prerequisites for using the feature
- Windows 10 Pro or Enterprise Insider build 18305 or later
- AMD64 architecture
- Virtualization capabilities enabled in BIOS
- At least 4GB of RAM (8GB recommended)
- At least 1 GB of free disk space (SSD recommended)
- At least 2 CPU cores (4 cores with hyperthreading recommended)
機能を使用するための前提条件
- Windows 10 ProまたはEnterprise Insiderビルド18305以降
- AMD64アーキテクチャー
- BIOSで有効化された仮想化機能
- 最低4GBのRAM(8GBを推奨)
- 1 GB以上の空きディスク容量(SSD推奨)
- 少なくとも2つのCPUコア(ハイパースレッド対応の4コアを推奨)
概要
Windows 10 実行中に独立した Windows 10 デスクトップ環境を実現する。
(以前あった Virtual PC をイメージすると分かりやすいかも)。
特徴
Hyper-V や Docker などの仮想基盤とは異なり、必要とするリソースが少なくてすむのが最大の特徴でしょうか。
Windows Subsystem for Linux(WSL)で導入できる Linux とはまた異なる技術のようです。
提供して市場の反応を見る、という PDCA 的なやり方は好感が持てます。
特徴・注意点まとめ
特徴や現在の注意点としては以下が挙げられます。
- 実行されるのは Winddows 10 のみ
- Microsoft Store は非サポート
- サンドボックス環境は毎回クリアされる
- 再起動してもクリアされる(インストーラの再起動もNG)
- スナップショットはサポート(指定した時点のイメージを保存可)