Windows でフォルダの総量を表示する方法はいくつかあります。
- ユーティリティ
かつて Windows はエクスプローラでフォルダサイズを確認することができなかったため、表示するためのユーティリティが存在します。
※以前からプロパティで確認することは可能です。 - 標準機能 ※確か XP から。
下記設定を行うと OS 標準機能で(マウスポインタを合わせた時)表示されるようになります。- [エクスプローラ] - [表示] - [オプション] をクリック。
- "フォルダー オプション" 画面が表示されるので、{表示} タブの詳細設定欄にある下記2つにチェックを入れ [OK] を押下する。
- フォルダーとデスクトップの項目の説明をポップアップで表示する
- フォルダーのヒントにファイルサイズ情報を表示する
- バッチで取得する
今回ご紹介するのが、このバッチ処理で取得するケースです。
サーバなどでは上記ユーティリティを導入したくないケースがありますし、標準機能で有効にすると常に取得するため負荷が気になります(し、それに見た目が面倒)。
Windows のトラブルシューティング ツール集である Sysinternals にフォルダの容量を一括で取得するコマンド「Disk Usage」が公開されています。
目次
Disk Usage
ダウンロード
下記URLからダウンロードできます。
base on Disk Usage
Du (Disk Usage) は、指定したディレクトリのディスク領域の使用量をレポートします。
既定では、Du はディレクトリを再帰処理して、ディレクトリとそのサブディレクトリの合計サイズを示します。
使用方法
使用例は下記に記載があります。
base on Sysinternals: Du (ja-JP) - TechNet Articles - United States (English) - TechNet Wiki
Du (Disk Usage) は、指定したフォルダーのディスク使用量について報告する、Windows Sysinternals ツールです。Du は、コマンドラインのツールであるため、コマンド プロンプトなどから利用することができます。
- C: 直下にあるファイルのみの合計容量を調査する。
du.exe -n C:
以下略...
※環境によって結果が文字化けすることがあります。
例
例えば、C:\Program Files 直下の結果を C:¥tmp に保存する場合。
@rem du.exe はデスクトップに保存したと過程
cd C:\Users\link\Desktop
du -n C:\Program Files > ls.txt
上記例の場合、デスクトップに結果ファイル(ls.txt)が保存されます。