Sysinternals: Disk Usage でフォルダサイズを確認する

Windows でフォルダの総量を表示する方法はいくつかあります。

  1. ユーティリティ
    かつて Windows はエクスプローラでフォルダサイズを確認することができなかったため、表示するためのユーティリティが存在します。
    ※以前からプロパティで確認することは可能です。
  2. 標準機能 ※確か XP から。
    下記設定を行うと OS 標準機能で(マウスポインタを合わせた時)表示されるようになります。

    1. [エクスプローラ] - [表示] - [オプション] をクリック。
    2. "フォルダー オプション" 画面が表示されるので、{表示} タブの詳細設定欄にある下記2つにチェックを入れ [OK] を押下する。
      • フォルダーとデスクトップの項目の説明をポップアップで表示する
      • フォルダーのヒントにファイルサイズ情報を表示する
  3. バッチで取得する
    今回ご紹介するのが、このバッチ処理で取得するケースです。
    サーバなどでは上記ユーティリティを導入したくないケースがありますし、標準機能で有効にすると常に取得するため負荷が気になります(し、それに見た目が面倒)。
    Windows のトラブルシューティング ツール集である Sysinternals にフォルダの容量を一括で取得するコマンド「Disk Usage」が公開されています。

目次

Disk Usage

ダウンロード

下記URLからダウンロードできます。

base on Disk Usage

Du (Disk Usage) は、指定したディレクトリのディスク領域の使用量をレポートします。
既定では、Du はディレクトリを再帰処理して、ディレクトリとそのサブディレクトリの合計サイズを示します。

使用方法

使用例は下記に記載があります。

base on Sysinternals: Du (ja-JP) - TechNet Articles - United States (English) - TechNet Wiki

Du (Disk Usage) は、指定したフォルダーのディスク使用量について報告する、Windows Sysinternals ツールです。Du は、コマンドラインのツールであるため、コマンド プロンプトなどから利用することができます。

  • C: 直下にあるファイルのみの合計容量を調査する。
du.exe -n C:

以下略...

※環境によって結果が文字化けすることがあります。

例えば、C:\Program Files 直下の結果を C:¥tmp に保存する場合。

@rem du.exe はデスクトップに保存したと過程
cd C:\Users\link\Desktop
du -n C:\Program Files > ls.txt

上記例の場合、デスクトップに結果ファイル(ls.txt)が保存されます。