今回、メインPCのHDDを80GB(2.5インチ)→ 250GB(3.5インチ)へ変更しました。
変更の理由は容量不足ではなく、騒音対策です。
使用していたHDD(HGST製 HTS541080G9SA00)のシーク音が五月蝿くて・・・。
Lubuntu&クライアントPCなので容量的には80GBで何不自由しません。
騒音対策と言いながら、駆動音の大きめな3.5インチHDDを敢えて選んだのは回転数が高いからです。
また、新しいディスクのほうがプラッタの記録密度やサポートしている命令(NCQなど)などの面で速度的に有利です。
SSDに変えるほどではないにしろパフォーマンスUPを目論み、手持ちのディスクで比較的静かなものを選んで交換しました。
- before
HTS541080G9SA00(5400rpm, SATA150) - after
HDP725025GLA380(7200rpm, SATA300)
ちなみに同じタイミングで Docker のテスト機のディスクは 6L300R0 に変更しました。
やっぱりパフォーマンスは大切なので、UATA133&キャッシュ 16MB の HDD で!?
※SSD は Windows Update のお世話になるマシンに優先的に割り当ててます・・・。
HDD | 2.5インチ | 3.5インチ | 3.5インチ(IDE) | 3.5インチ(IDE) |
---|---|---|---|---|
用途 | Linux | Lubuntu | Docker | Storege |
メーカー | HGST | HITACHI (HGST) | Maxtor | WesternDigital |
シリーズ | Travelstar 5K100 | Deskstar P7K500 | DiamondMax 10 | WD Caviar |
型番 | HTS541080G9SA00 | HDP725025GLA380 | 6L300R0 | WD2500BB |
容量 | 80GB | 250GB | 300GB | 250GB |
回転数 | 5400rpm | 7200rpm | 7200rpm | 7200rpm |
規格・転送速度 | SATA150 | SATA300 | UATA133 | UATA100 |
キャッシュ | 8MB | 8MB | 16MB | 2MB |
HDD複製
メインで使っているPCなので再インストールしたいのですが、如何せん時間が惜しいので無料で使える「EaseUS Todo Backup」を利用しました。
「EaseUS Todo Backup」無料のイメージバックアップソフト - 窓の杜
v11.5.0.0 (build 20180814)(18/08/16)
指定したドライブやパーティション、フォルダやファイルをイメージ化してバックアップできる無料ソフト。
- ドライブ・パーティションなどをイメージ化してバックアップする“バックアップ”機能、
- バックアップイメージをもとにドライブ・パーティションなどを復元する“リストア”機能、
- および指定したドライブやパーティションを丸ごとコピーする“クローン”機能
の3つを備える。
利用法
導入
上記サイトからダウンロード後、解凍&インストールを実行します。
インストールで迷ったのがエディション選択画面です。
インストール中に、Free・Homeの機能比較表が表示されます。
しかも画面下部に [Home版を試す] ボタンがありますが、気にせずに [次へ] を選択すれば Free版が導入されます。
起動
EaseUS Todo Backup の初回起動時にライセンス認証画面が表示されますが、[後で] を選択すればOKです。
操作
複製(クローニング)については下記2つを選択できます。
- クローン
- システムクローン
今回は「クローン」を選択しました。
※システムクローンを選択すると、ソース(複製元)が起動ディスクになり変更できません。クローンを選択して、ソース(複製元)・ターゲット(複製先)を指定しました。
起動ディスクの複製をする際はセクタ単位で複製します。
- セクタバイセクタクローン
ソース・ターゲット選択画面下部に表示される [バックアップオプション] を選択
し「セクタバイセクタクローン」にチェックを入れて実行します。
時間
80GBの複製で3時間ほどでした。
結果
MBRディスクも問題なくクローニングできました。