普段使っている Lubuntu(LXDE デスクトップ環境)だと、Windows 同様のキー操作で画面キャプチャが取れます。
- キー操作例
- PrintScreen
デスクトップ全体を取得。 - Alt + PrintScreen
アクティブなウィンドウを取得。
- PrintScreen
Lubuntu の PrintScreen はホームディレクトリ直下にファイルを保存してくれるので、連続して画像を取得する場合でもそこまで困ることはありません。
(Windows は標準だとクリップボードに保存されるだけなので、ファイル保存しないと消えてしまいます)。
そうは言っても、画面の移り変わりなどを保存したいときなどは Shutter が便利です。
目次
Shutter が便利な点
ウィンドウ名の自動付与
Shutter は取得したキャプチャをファイル保存する際、名称にウィンドウ名を付与してくれます。
多くの画像を取得する場合は地味に便利です。
取得方法
Shutter は以下の3つからキャプチャの取得方法を選べます。
※キーボード・ショートカットは無さそう(あったらごめんなさい)。
- 範囲を選択
- デスクトップ
画面全体のことです。デュアルディスプレイ環境だと「全てのワークスペースをキャプチャ」を選べます。 - ウィンドウ
アクティブでないウィンドウも選択可能です。
※Shutter のウィンドウボタンをクリックしてから対象のウィンドウを選択します(直感の逆)。
導入
そんな Shutter の導入方法を Lubuntu(Ubuntu)を例にご紹介します。
リポジトリ経由だとバージョン 0.94 が導入されます。
※Lubuntu 18.04 LTS の場合。
$ apt-cache search shutter
shutter - 機能豊富なスクリーンショットプログラム
$ sudo apt install shutter
$ dpkg -l | grep shutter
ii shutter 0.94-1 all feature-rich screenshot program