Markdown メモアプリ Nortable が便利

以前ご紹介した Markdown 対応メモアプリ Nortable は、Ubuntu で利用した際に安定動作感が乏しかったのですが、Windows では安定して稼働しています。

ここ最近(3ヶ月ほど)、Windows 10 で毎日利用しているので、お勧めしたいと思います。

目次

Nortable の利点

他のメモアプリと異なるのは、ズバリ下記2点です。

  • 画像を添付できる
  • 編集・閲覧モードに分かれている

各々、細かく見ていきたいと思います。

画像を添付できる

画像を添付できるメモアプリとしては他に Boostnote があります。
ただ、Boostnote はノートに画像を貼付して利用することを想定しています。
そのため、画像以外のファイルもノートに貼付することは可能ですが、ビューア(閲覧モード)にしても内容を確認することは出来ません。
(ノートの attachments フォルダに格納されるので、エクスプローラから確認することは可能です)。

それに比べて、Nortable は「ファイルを添付する」という形態をとっているので、ノートに(写真に限らずどんなファイルでも)添付可能です。
その代わり、ビューアにしても画像を視認することは出来ません。
必ず、Nortable のメニューから当該ファイルを選択して開く必要があります(関連付けられているアプリケーションで開かれます)。

編集・閲覧モードに分かれている

ツールバーのペンマークをクリックする度に「編集・閲覧」が入れ替わります。
編集モード時は Markdown 記法で表示され、閲覧モード時は整形された文章が表示されます。

実は最初、編集と閲覧の切り替えにツールバーを利用しないといけないのは、面倒に感じていました。
同じく、業務利用している CubeNote はそもそも切り替えという概念自体が存在しない(常に編集モード)ですし、Boostnote は右クリック毎に「編集・閲覧」が入れ替わります(標準はマウスオーバーで自動切替)。

ただ、使っていて感じたのは、CubeNote だと誤って内容を消してしまうことがあるということ。
すぐ気がつけば Ctrl+Z で元に戻せるのですが、てんやわんやしていると後で気がついて呆然とすることがあります(私だけかもしれませんが)。

その点、ツールバーをクリックしないといけない Nortable は安全です。
※もちろん、編集後に閲覧モードにしておく必要はありますが。

私の使い方

私は、多くのことを一つのアプリに任せると、人間側が破綻すると思っています。
Boostnote は高機能ですが(どんなに高機能でも)多くのノートを管理しようとすれば煩雑になります。
CubeNote でもタグ付けで複数のカテゴリを管理することは可能です。
ただ、タグ付け自体にコストがかかる(ノート毎にマウスでポチポチしていく)ので、現実的ではないと感じています。

そこで私は、(必ずしも保存する必要のない、けれども見返すかもしれない内容の)日々の雑多な内容は CubeNote で管理し、Boostnote は業務の手順書やブログ記事など文章の管理に利用しています。

そして、Nortable は一定期間保管する必要があるものの管理に利用しています。
※ここで、誤って削除しづらい Nortable の特性が生きてきます。