当ブログでも何度か記事に起こしてきたファイルビューア FenrirFS(フェンリルエフエス)ですが、知らない間にごみ箱機能が2段階になりユーザビリティが向上していたのでご紹介します。
FenrirFS おさらい
FenrirFS は公式サイトに "ファイル管理アプリ" と記載があります。
上記サイトをチラッと見ていただくと分かるのですが、一種のファイルビューアです。
外見は 2ペインのファイルビューアとなっており、複数の方法でグルーピングできます。
※グルーピング情報は、FenrirFS と同時に導入される SQLite で管理されています。
- スマートフォルダ
ファイル名や拡張子、作成日時、更新一時などを定義しておくことで、瞬時にグルーピングされます。 - ラベル
ファイル単位でラベルを追記できます。
これにより、自由に設定したラベル単位でもグルーピングできます。 - スター付き
ファイルにスター(星印)を設定できます。
これは、スター有のもののみをグルーピングできます。
多くの機能があり、しかもビューアが大きく見やすいので普段使っています。
プラグイン
FenrirFS は Susie プラグインを使うことが出来ます。
FenrirFS は標準でも PDF ビューア機能を有していますが、ファイルサイズが大きくなると重いので、Susie プラグインを導入しています。
操作感が若干変わりますが、かなり高速です。
こちらは以前記事にしています。
ごみ箱
本題のごみ箱機能です。
環境
確認した環境は以下のとおり。
- Windows 10 64bit (1809)
- FenrirFS 2.6.3
変わった点
-
従来
FenrirFS 上からファイルを削除すると(FenrirFS 上からは即時削除されるが)、ファイルシステム上からは削除されない。
FenrirFS 終了時にファイルシステム上から削除される。
なお、ごみ箱には移動されず削除される。 -
現在
FenrirFS 上からファイルを削除すると(FenrirFS 上からは即時削除されるが)、ファイルシステム上からは削除されない。
FenrirFS 終了時にファイルシステム上から削除される。
しかし、ごみ箱に移動される。 ※ここが違う。