ChromiumとChromeの相違点

普段、クライアント PC は

  • 業務では Windows
  • 自宅では Ubuntu

をメインで使っています。

久しぶりに社内 SE 業務に携わった際に焦ったのが、Chrome にタイトルバーが無いこと。

思い立って調べてみると、Google Chrome と Chromium の機能違いについての記事が見つかりました。

base on Googleはオープンソースソフトウェアとして公開しているChromiumにいくつもの機能を追加したソフトウェアをChromeとして公開している。
2016/12/05 10:10:30
Googleはオープンソースソフトウェアとして公開しているChromiumにいくつもの機能を追加したソフトウェアをChromeとして公開している。

  • 自動アップデート機能
  • 問題報告機能
  • Chrome Web Store
  • トラッキング機能
  • サンドボックス機能
  • Flashプラグイン

そうなんだーと思いながらも、自分が気がついたことを下記に記載します。

Chromium にある(が Chrome にない)もの

  • タイトルバー
    Chromium にはタイトルバーがありますが(設定で表示できる)、Chrome は機能自体がありません。
    つまり、Chrome はタイトルバーを表示できないので、タイトルバーに依存しているとかなり困ります。
    Chrome は、タブに表示されるタイトルは短いですし、マウスカーソルを合わせても表示されるには時間がかかるので、ストレスフルです。

  • 32bit エディションがある
    Linux 用だと、Chrome には 64bit エディションはありません。
    ※Windows 版には 32bit もあります。
    これ地味に困ります。
    世間では 64bit 優勢の折、32bit ビルドが提供されないのは仕方ありませんが(個人的に 32bit CPU を使っているので)提供されたほうが助かります。
    ※そうはいっても、ソースコンパイルすれば OK。

なお、最近の 32bit 離れについては下記にまとめています。

脱32bitの流れ