Windows サンドボックスはサクサク動く

以前記事にした Windows サンドボックスを使ってみました。

base on Windows がサンドボックスを実装 – あらいラボ

なお、Windows サンドボックスを試すにあたり、当該 Windows マシンを 1909 へアップデートしました。
※Windows サンドボックス自体は、Windows 10 バージョン 1903 から導入されています。

目次

はじめに

※2020.6.5 追記。
タイトルと逆行しますが、マシンパワーが低いと(サイドボックス自体が)起動しません。

ちなみに、下記環境では(いくら待っても)ダメでした。。。

要件

Windows サンドボックス を利用するには、いくつかの条件があります。

公式サイトを意訳すると、以下のようになります。

  • OS
    Windows 10 Pro (1903 以降)
    64bit
  • CPU
    2コア 以上
    64bit
  • RAM(メインメモリ)
    4GB 以上
  • Disk
    1GB 以上の空き ※SSD 推奨。
  • BIOS
    仮想化機能(Intel VT-x, AMD-V)がある。

Windows サンドボックス - Windows security | Microsoft Docs
2020/04/10

導入環境

当ブログでも何度か登場した Fujitsu 製ノート PC FMV-LIFEBOOK AH77/D で検証しました。

スペックは以下のようになっており、要件を満たしています。

2011年夏モデル(2011年5月発表)ですが、我が家ではハイスペック PC に属します。。。

導入方法

  1. Windows サンドボックスの有効化
    Win + R キーで "ファイル名を指定して実行" を開き optionalfeatures(optionalfeatures.exe でも可)と入力して実行します。
    すると、"Windows の機能の有効化または無効化" 画面が開くので、Windows サンドボックスにチェックを入れます。
    Windows の機能の有効化または無効化
  2. 再起動
    インストールが終了すると再起動を促すメッセージが表示されるので "今すぐ再起動" を押下します。

※Windows サンドボックスを利用するには再起動が必要です。
再起動確認

利用方法

  1. Windows Sandbox 起動
    スタートメニューから "Windows Sandbox" をクリックします。
    スタートメニュー
  2. ユーザーアカウント制御の確認
    Windows サンドボックスの実行には管理者権限が必要なため "許可" します。

※「はい」を押下します。
ユーザーアカウント制御

  1. 起動
    下記画像は、Windows サンドボックス内でタスクマネージャを開いたところです。
    ※CPU はそのままホストを継承し、メモリは仕様の 4GBを固定で取得する模様。
    (ちなみに IP アドレスにはクラスC のプライベートアドレスが割り当てられていました)。
    タスクマネージャ
  2. 終了
    Windows サンドボックスを終了するには、右上の [X] ボタンをクリックします。
    下記確認メッセージが表示されるので [OK] をクリックすれば終了し、画面が閉じられます。
    終了
  3. シャットダウン
    Windows サンドボックスを(右上の [X] ボタン押下ではなく)シャットダウンすると、下記警告が表示されました。
    ※右上の [X] ボタンが正解のようです。
    シャットダウン