当ブログで度々ご紹介している Sony 電子ブックリーダー PRS-T3S の自炊に関するページです。
2014 年に Sony が業界から撤退して以降、電子ブックリーダー(電子書籍リーダー)業界は、Amazon Kindle(キンドル)・楽天 Kobo(コボ)の二強となっています。
PRS-T3S を使い続けるコツ
使い続けるコツは以下の2つに集約されると思います。
- リーダーが読み込める形式を正しく把握する
- ファイルをリーダーに簡単・スピーディに読み込める
※何と言っても、ストレス無く使えないと続きません。
対応形式
そんなこんなで、正しく読み込める形式を把握したいと思います。
PRS-T3S は日本製らしく多くの形式に対応しています。
主な形式の得手不得手は以下。
- ePub
テキストベース(画像も扱える)だが書式を保持できる。
そのため、PDF 並の表現力がありながら、比較的軽量。 - PDF
リッチテキストの標準的なフォーマット。
表現力は豊かだが、その分重くなりがち。 - Text
書式を保持できないが、軽量。
その他形式については下記に詳しくまとめています。
base on 携帯端末まとめ – あらいラボ
配信コンテンツ(.mnh)、XMDF(.zbf)、ドットブック(.book)、EPUB(.epub)、PDF(.pdf)、Text(.txt)、JPEG (.jpg、.jpeg)、GIF (.gif)、PNG (.png)、BMP (.bmp)
ファイル書き出し
リーダーに簡単・スピーディに保存するための手順です。
これがないと、続きません。。。
Evernote 経由
PRS-T3S には Wi-Fi 機能があり、また Evernote 連携機能もあります。
そのため、ブラウザの拡張機能で Evernote にクリップしたページをダウンロードすることが出来ます。
私は一時期(この機能に依存していると思えるほどに)Web ページをクリッピングしていました。
まとめ読みのための積読です(夜クリップして通勤時に読むみたいな)。
base on 携帯端末まとめ – あらいラボ
IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz帯、WEP/WPA-Personal/WPA2-Personal)
ePub 変換
最近、ハマっているのがこの形式です。
ブラウザでページを ePub 変換して、そのファイルを PRS-T3S へ転送します。
上述の Evernote 拡張機能と同じく、表現力はそのままにページをクリップすることが出来ます。
何より、Wi-Fi を使わないので時短になります。
(PRS-T3S の Wi-Fi 接続は意外と遅い)。
使い方は簡単で、クリップしたいページをアクティブにした状態で dotEPUBアイコン をクリックするだけです。
※Chrome の場合、下記 Chrome ウェブストアから導入すると、ツールバーに dotEPUB アイコンが表示されます。
base on dotEPUB - Chrome ウェブストア
なお、同じく Chrome 拡張機能の EpubPress は、PRS-T3S では文字化けしてしまい読めませんでした。
※たぶん、リーダー側の対応範囲の問題。