業務効率化ユーティリティ – Windows 編、ついに完結!
- 業務効率化ユーティリティ – Windows 編 1/3 – あららぼ
- 業務効率化ユーティリティ – Windows 編 2/3 – あららぼ
- 業務効率化ユーティリティ – Windows 編 3/3 – あららぼ
前回(業務効率化ユーティリティ – Windows 編 2/3)から 1年越しの更新となります。
記事を書く時は、先を見越して計画しないといけませんね...。
目次
エディタ
BigEditor
- メリット
- 定型文・記号などを GUI から挿入できる
- 注意点
- タブエディタではない(ファイル毎にウィンドウが開く)
- 扱える文字コードは SJIS のみ
NoEditor
- メリット
- 定型文・記号などを GUI から挿入できる
- 昇順・降順・重複行の削除など技あり機能が使える
さくらエディタとは違い、最終行が空行でなくても問題なくソートできます。
※行数が多い時は処理速度の速いさくらエディタを使ったほうが良いでしょう。 - その他の便利機能が豊富
本ソフトウェアインストール時に、置換ソフトYokkaGrep
も導入されます。
YokkaGrep
は(フォルダ内検索が可能で)複数のファイルを検索・置換できます。
その他、大文字・小文字変換や改行削除など、普段愛用している JmEditor と重複する機能があります。
- 注意点
- タブエディタではない(ファイル毎にウィンドウが開く)
- 扱える文字コードは、SJIS・UTF-8・EUC 等があるが、標準では SJIS のみとなります
というのも、自動判別が誤作動するようです。
※開いた後に [ファイル] - [文字コードを指定して開き直す] で、文字コードを指定すると、開けます。
(そして、この際自動判別
を選ぶと文字化けします...。)
ファイラー
以下、どちらもタブファイラーです。
Broadfilter
Broadfilter は他のタブファイラー同様に使えますが、特筆すべきは「保存したタブの状態をいつでも呼び出せる」点です。
且つ、そのタブの状態を 複数保存 できます。
※タブ単体でも、グループ化した複数のタブでも(ダブルクリックだけで)呼び出せます。
(上のサンプル画像は、デフォルトグループ
と デフォルトグループ2
の2つを呼び出した状態になります)。
MDIE
MDIE は基本を押さえたファイラーです。
多くのタブを開くと、画面上煩雑になってしまうのが難点ですが、アプリの中(MDIE ウィンドウの中)でタブを等間隔に配置できるため、ファイルのコピー・移動などの整理にとても便利です。
上のサンプル画像は 3画面を横並びで配置しています(4つ以上は並んで配置は不可)。
特に、ファイルの移動などに効果を発揮します。
※業務などでフォルダにある特定のファイル、且つ複数を移動する作業など。
ファイル検索・置換
フォルダ内のテキストファイルを検索して、一括置換してくれます。
※検索だけでも使えるので、ソース調査などで重宝します。
GrepReplace
「GrepReplace」指定フォルダ内のファイルに含まれる複数行の文字列を一括置換 - 窓の杜
JGREP
窓の杜 - 【NEWS】複数ファイルの中から指定した文字列を検索するソフト「JGREP」v1.0.9が公開
HNXgrep
TabTextFinder ※検索のみ
上記ツール群とは違って置換は出来ませんが、検索結果が見やすいので常用しています。
いつも置換しているわけではないので、この 4ツールの中ではこの「Tab Text Finder」が一番使用率高いです。