Windowsのパフォーマンス設定

Windows 10 になってから、自身(Windows 単体)で初期化が行えるようになりました。
これにより、Windows Update の内容やドライバなどを保持したまま、初期状態にすることが出来るようになりました。

とても便利な機能で、大変お世話になっています。

ただ、初期化すると設定は元に戻ります(そのための初期化ですから当たり前です...)。

毎回、初期化した後にパフォーマンス設定を変更するのですが、いつも忘れるので調べ直しながら再設定しています。
この作業が地味に面倒。

なので、備忘としてまとめることにしました。

※もちろん、新規セットアップの時も同じ手順となります。

環境

  • Windows 10 Pro x64
    Windows 10 Version 20H2
    (Windows 10 October 2020 Update)

視覚効果を最小限に

Windows 2000 の頃から導入された視覚効果をオフにして動作をキビキビさせます。

設定を開く

[スタート] - [歯車マーク(設定)] をクリックします。

設定画面の一番上 システム を開く

一番した 詳細情報 をクリック

  1. 左ペインの一番下にある 詳細情報 をクリックして、右ペインに表示させます
  2. 右端(あるいは下)にある システムの詳細設定 をクリックします

パフォーマンスの 設定 をクリック

視覚効果 を減らす

できるだけ、視覚効果が有効になる項目を減らします。
※下記例では パフォーマンスを優先する を選択しています。

バックグラウンドアプリの停止

不要と思われるバックグラウンドアプリの停止して、PC への負荷を軽減させます。

プライバシー を選択

設定画面の下の方にある プライバシー をクリックして開きます。

バックグラウンド アプリ を選択

左ペインの下の方にある バックグラウンド アプリ をクリックして、右ペインに表示させます。

バックグラウンド アプリ の停止

通知やバックグラウンドでの更新などが不要なアプリは、チェックを オフ にします。
※下記例では、アプリのバックグラウンド実行を許可するオフ にしていますが、全てオフにすると不便に感じることもありますので、適宜変更してください。

透明効果をオフ

設定画面で左ペインにグラデーションがかかる機能を停止して、負荷を減らします。

設定画面の 個人用設定 を開く

をクリック

透明効果を オフ

下の方にある 透明効果オフ にします。

Windows Update 配信の最適化をオフ

この機能は(同じネットワーク上に)複数台 Windows 10 端末がある場合に有効な設定です。
同一ネットワーク上で、Windows Update の配信を受けた PC が、まだ Windows Update を受けていない別の PC への配布を行うことにより、インターネット回線の負荷なく・高速に、アップデートを行えるようになる機能です。
私は、この機能に利便性を見いだせないので、オフにします。

設定画面の 更新とセキュリティ を開く

配信の最適化 を選択

他の PC からのダウンロードを許可するオフ にする

高速スタートアップ(ハイブリットブート)の無効化

これは高速化のための設定ではありませんが、所有する Windows PC 全てに設定しています。

高速スタートアップ機能が有効だと、起動時に「ドライバーの読み込みと初期化」がスキップされます。
そのため(ハードウェア構成を変更しない間は影響がありませんが)いざ構成変更した際のトラブルの元になるので無効化しています。

ちなみに、再起動時は(この設定は無視されて)常に オフ と同じ状態になります。
また、Shift キーを押して完全なシャットダウンをしても、オフ になります。
※つまり、再起動・完全なシャットダウンのどちらも、起動時に「ドライバーの読み込みと初期化」が行われます。

設定画面の一番上 システム を開く

電源とスリープ をクリック

電源の追加設定 をクリック

右端(あるいは下)にある 電源の追加設定 をクリックします。

電源ボタンの動作を選択する をクリック

左ペインの上部にある 電源ボタンの動作を選択する をクリックします。

現在利用可能ではない設定を変更します をクリック

グレーアウトしていて設定変更が行えないので、現在利用可能ではない設定を変更します をクリックしてから設定を行います。

高速スタートアップを無効にする

下の方にある 高速スタートアップを有効にする(推奨) のチェックを外して オフ にします。