展開したISOイメージにファイルを追記する

前回、Debian のインストール中にドライバを追加することになり、急遽調べた内容を記載しています。

Debian 10インストールにおけるWi-Fiドライバのロード – あららぼ

目次

結論

ISO イメージを使ってのインストールメディアの作成は、ツールを選んだほうが幸せになれる。

書込OKなツール

下記の Windows ツールを使って作成したインストールメディアにファイルの追記が可能でした。

  • Rufus
  • LiLi USB Creator (LinuxLive USB Creator)
  • UNetbootin (Universal Netboot Installer)

特に、Rufus と UNetbootin はインストール不要なのでパッと使いやすいです。

書込NGなツール

  • Etcher

Etcher(Linux / deb パッケージ)で作成したインストールメディアでは、後からファイルを追加することが出来ませんでした。
幾度と無く Etcher を使ってきましたが、今回初めて気づきました...。

※ただ(クロスプラットフォームなので)Windows 版では書込 OK かもしれません。

ファイルを追記したいときは、(Etcher ではなく)Rufus を使ってインストールメディアを作成する必要がありそうです。

おまけ

本来、ISO 9660 は書き込めないもの

ISO 9660 の歴史は古く、CD-ROM で使われていたファイルシステムになります。
そのため、Etcher で書き込めなかったのは正しい挙動とも言えます(本来書き込まないものなので)。

※Debian の ISO(ブート用デバイス)のファイルシステムは ISO 9660 でした。