Banana Pi が熱暴走

わが家では去年の巣籠生活から、Banana Pi M1 Classic をミュージックサーバとして利用しています。
平日のコアタイムで使っているので、毎月 20日間稼働です。
特に不具合なく稼働していたものの、ここに来て 2日続けて朝利用不能に陥ったので、原因と対策についてお話ししたいと思います。

目次

構成

mpd(ミュージック・プレーヤー・デーモン)を導入して稼働している、とてもシンプルな構成です。

ハードウェア的には、以下のようになっています。

  • Banana Pi M1 Classic
    • 電源
      5V / 2A
    • USB
      1. Wi-Fi ドングル
      2. USB-DDC
    • SATA
      オンボードコネクタを利用して、QLC の SU630 SSD を接続しています。
      (読み出しメインなので QLC で良いという判断)。

      1. 信号ライン
        オンボードで USB-SATA ブリッジ搭載なので、ダイレクトに SATA 接続できます。
        *USB 2.0 からのブリッジなのでパフォーマンスは高くないです。
      2. 電源ライン
        (2.5インチ用に)5Vの電源出力がオンボードで用意されています。
        こちらは、コネクタ形状が独自(というか、ただの 2pin)のため、変換ケーブルが付属していました。
        *変換ケーブルは、信号ラインとの一体型です。

mpd でミュージックサーバ(ジュークボックス)をインストールする手順については、下記記事で詳しく解説しています。

Armbianでミュージックサーバ – あららぼ

ハードウェア(シングルボードコンピュータ本体)が Orange Pi One であること以外は、現状と変わっていません。

あと、加えて Wi-Fi 設定もしています。

ArmbianでWi-Fi設定(成功編) – あららぼ

原因と対策

端的に言うと、熱暴走でした。

USB-DAC に Wi-Fi ドングル、SATA 電源ラインと出力が多かったためか、ボード上と USB コネクタが高温になっていました。

Banana Pi M1 Classic には LAN 端子(RJ-45)があるので、Wi-Fi ドングルを外して運用しています。

ひとまず、動いているので様子を見ようと思います。