Manjaroのswapを有効化した

先日、HDD 運用の Manjaro の swap 無効化しましたが、再び有効化しました。

メモリ 16GB 積んでいるものの(ブラウザでタブ開けまくっていたらメモリ枯渇して)Firefox が全く動かなくなってしまったので。
Firefox ウインドウ 4つ開けていて、各々タブを数十開いていたので、トータル 100超えていたかもしれません。
※メモリ開放すべく HDD ガリガリずっとしてたので、待っていたら動いたかもしれません...

Manjaroのswapを無効化する – あららぼ

使っている PC は MK32M/B-F で CPU:Core i5-3470(パスマークスコア 4678)なので古い機体だけど現役機です。

ただ、この MK32M/B-F は NEC製なので拡張性が乏しく、SATA × 3 あるものの下記のように難ありです。

  1. SATA(2.5インチ・3.5インチ両用)
    デスクトップタイプによくあるフロントパネル裏にディスク格納スペースがあります。
    アクセス性が良いので 2.5インチも難なく固定できます。(固定穴があったかは失念)
  2. SATA(3.5インチ専用)
    リムーバブルディスク対応のように奥側に SATA 信号・電源コネクタが固定されているタイプで、フロントから 3.5インチディスクを差し込むと接続されます。
    手が入らないから 2.5インチディスクを接続するのは至難の業。
    普通のマウンタではなくて、3.5インチディスクそっくりにしてくれるマウンタなら問題なさそう。
  3. mini-SATA
    常設の DVD-ROM ドライブ用で M/B コネクタからして mini ...

なるべく、追加投資したくないということで、HDD を挿してます。
(2.5インチ側には SSD で別 OS が入ってます)

そして、この HDD に Manjaro を入れて Swap 無効化すると、自分の使い方だとメモリ枯渇することがわかったので、有効に戻すことにしました。

Swap 有効化

やること

HDD にスワップさせると遅すぎるし、 SATA が空いてないから下記で使用した高速 USBメモリを使用することにしました。

Fedora でスワップを設定する:CUI編 – あららぼ

製品は RUF2-S1G-WH です。
メーカーサイトに紹介が無くなったので急遽ヨドバシから拝借(色違い / もちろん在庫なし)。

ヨドバシ.com - バッファロー BUFFALO USB2.0対応フラッシュメモリ 1GB RUF2-S1G-BS
2チップ同時アクセス
従来の1チップ転送から2チップ同時転送にすることで、USBフラッシュのボトルネックとなっていた転送量も2倍(理論値)になって、より高速な転送を実現!
SLCチップ採用
フラッシュメモリ用チップにはSLC(シングルレベルセル)、MLC(マルチレベルセル)の2種類がありますがバッファローのUSBフラッシュメモリはSLCを採用。MLCに比べ書込み速度や消費電力、耐久性に優れ大容量データの短時間読み取り/保存を可能にします。

設定

USB メモリを挿して認識されていることを確認。
(事前に gnome-disk-urility で swap 用にフォーマット済み)

$ sudo fdisk -l

デバイス   起動 開始位置 終了位置  セクタ サイズ Id タイプ
/dev/sdd1           2048  1966079 1964032   959M 82 Linux スワップ / Solaris

デバイス   起動 開始位置 終了位置  セクタ サイズ Id タイプ
/dev/sde1           2048  1966079 1964032   959M 82 Linux スワップ / Solaris

UUID を確認して、起動時に認識させるように fstab に記載。

$ sudo blkid
/dev/sdd1: LABEL="swap1gb" UUID="1f8d8de1-483d-4901-843d-xxxxxxxxxxxx" TYPE="swap" PARTUUID="bb628e1a-01"
/dev/sde1: LABEL="swap1gb" UUID="345f4308-6650-4bc6-8538-xxxxxxxxxxxx" TYPE="swap" PARTUUID="e8124dea-01"

$ sudo tail -n 2 /etc/fstab 
UUID=1f8d8de1-483d-4901-843d-xxxxxxxxxxxx swap           swap    defaults,noatime 0 0
UUID=345f4308-6650-4bc6-8538-xxxxxxxxxxxx swap           swap    defaults,noatime 0 0

試しにマウントして、スワップ有効化

$ mount -a

$ sudo swapon /dev/sdd1
$ sudo swapon /dev/sde1

$ swapon
NAME      TYPE      SIZE USED PRIO
/dev/sdd1 partition 959M   0B   -2
/dev/sde1 partition 959M   0B   -3