以前、Lubuntu アップデートエラーという記事で、initramfs-toolsエラーについて触れたのですが、違うパターンに遭遇したので残しておきます。
目次
現象
- インストール時、「保留」が1件以上ある
通常は0件なので明らかに不自然です。
なお、update・upgrade・autoremoveで警告メッセージが表示されます。
対応方法
以前の対応方法
以前の記事では、”–configure”オプションを使って設定すれば正常に更新できるようになりました。
今回はエラーになります。
# dpkg --configure initramfs-tools
dpkg: パッケージ initramfs-tools の処理中にエラーが発生しました (--configure):
パッケージ initramfs-tools はすでにインストールおよび設定されています
処理中にエラーが発生しました:
initramfs-tools
依存関係を無視して更新する
依存関係のしがらみでアップデートできないのでは?と思い、dist-upgrade したらビンゴでした。
# apt-get dist-upgrade
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
アップグレードパッケージを検出しています... 完了
以下のパッケージが新たにインストールされます:
debconf-utils html2text
以下のパッケージはアップグレードされます:
armbian-config
※dist-upgrade については、Linux更新の種類をご参照ください
ひとまず、問題は発生していません。