最近 SD カードの規格が多くなってきて混乱気味なので自分用にメモ。
ちなみに、任天堂スイッチ2で必須となったカード microSD Express
については(良く分からなかったので)触れてません。あしからず。
規格
SD規格 | 最大容量 | ファイルフォーマット |
---|---|---|
SD | 2GB | FAT |
SDHC | 32GB | FAT32 |
SDXC | 2TB | exFAT |
SDUC | 128TB | exFAT |
最低保証速度
最低保証速度 | スピードクラス | UHS スピードクラス (Ultra High Speed) |
ビデオスピードクラス |
---|---|---|---|
2MB/s | Class 2 | ||
4MB/s | Class 4 | ||
6MB/s | Class 6 | V6 | |
10MB/s | Class 10 | UHS Class 1 | V10 |
30MB/s | UHS Class 3 | V30 | |
60MB/s | V60 | ||
90MB/s | V90 |
Application Performance Class
Android デバイスで SD カードを本体の内部ストレージとして利用できるようになったことで、(従来のデータ保存用とは別に)アプリ実行用としての指標が追加されました。
https://www.sdcard.org/cms/wp-content/uploads/2016/11/jp_SD_Association_Introduces_App_Performance_Class.pdf
Google は 2015 年秋に、「Adoptable Storage Devices」として SD メモリカードのサポートを追加した Android Marshmallow をリリースしました。この OS はカードの最低実行時間の性能をチェックします。
市場における一部の SD メモリカードはアプリ実行用ではなく、最適な画像および動画の保存用に開発されており性能を満たさない可能性があります。
アプリケーションパフォーマンクラスのロゴマークは、製品がアプリ実行要件を満たしている事をユーザーに伝えるための新しいマークです。
IOPS(Input Output Per Second)の最低値が規定されていますが、持続的なデータ書き込みの最低速度は 10MB/s 。
ランダム性能は「アプリケーション・パフォーマンス・クラス」、シーケンシャル性能は「最低保証速度」で確認する形になりそうです。
アプリケーションパフォーマンスクラス - SDアソシエーション
ランダム読み取り/書き込みIOPSの最小平均(この場合のIOPSは、1秒あたりに実行できる4KBの読み取り/書き込みコマンドの数を意味します)、および最小持続シーケンシャルパフォーマンス(MB/秒)を示しています。