以前記事にしましたが、私は用途別にブラウザを使い分けています(仕事で使っているブラウザまとめ)。
そんな中で、以前から気になっていて試していなかったブラウザをようやく使えたので所感をまとめました。
使っていなかったのは、27.0 系でクラッシュが発生する問題があったからですが、それも改修されています。
Pale MoonはFirefoxからフォークして開発されているブラウザです。
3/24にバージョン27.2.1がリリースされていました。
ちなみに、Windows / Linux / Androidのクロスプラットフォームです。
Debian / Ubuntu向けにパッケージが独自提供されています。
openSUSE Build Service を使用してリビルドされているため、以下からダウンロード可能です。
https://software.opensuse.org/download.html?project=home%3Astevenpusser&package=palemoon
私の環境はLubuntu 16.04.2なので公式の導入方法は以下になります。 $ sudo sh -c "echo 'deb http://download.opensuse.org/repositories/home:/stevenpusser/xUbuntu_16.04/ /' > /etc/apt/sources.list.d/palemoon.list" $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install palemoon
が、今回は下の方にリンクがはられている「バイナリパッケージを直接取得する」からdebパッケージを取得して導入しました。
パッケージ名は「palemoon_27.2.1-repack-1_amd64.deb」でした。
ダウンロード後、GDebiパッケージインストーラーを使用して直接導入しました。
クラシックな外観なので、親しみが持てます。
未だに複数のブラウザを利用してメニューバーやアドレスバー・ステータスバー・検索バーなどを常時表示しているアナログ人間には嬉しい限りです。
唯一気になるのは検索窓の候補にGoogleが無いことですが、設定ですぐに追加できるので問題ではないでしょう。
動作も軽快で、Aroraよりも安定して動作するのでおすすめです。