普段、Lubuntuを使っていて、Samba共有のマウントがもっと楽にできたらいいのに・・・と思っていたのですが、やってみたら色々あったので公開します。
なお、普段はコマンド直打ちやコマンドをshファイルにして使っています。
今回は、以下の2つをご紹介したいと思います。
- smb4k
- PCManFM(PCMan File Manager)
なお、どちらもOSSのアプリケーションです
目次
Samba共有とは?
ネットワークに関わる複数の機能を有する"Samba"の一機能である、ファイル共有プロトコルを使い、PC間のファイル共有を実現するものです。
Windowsは初期設定でファイル共有を有効にするとネットワークに参加している他のPCを比較的簡単に見つけることができますが、Linuxだとコマンドでマウントするのが当たり前という「固定概念」があったので今回の件は目から鱗でした。
smb4k
"smb4k"は、ネットワーク上のSamba共有にアクセスし、閲覧するための簡単な方法をユーザーに提供するOSSアプリケーションです。
名称が"smb4"(Samba for KDE)の通り、デスクトップ環境"KDE"のアプリですが、"LXDE"でも問題なく使えます。
smb4k の主な特徴
- SMB / CIFS用のエクスプローラ(SMB共有の見える化ツール)
- ネットワーク上に存在する全ワークグループをスキャンして表示
- 必要に応じてマウント・アンマウントが可能
機能的には充分です。
見た目もスタイリッシュで扱いやすいと思います。
PCManFM
普段、Lubuntuを使っているのでファイルマネージャは"PCManFM"になります。
"PCManFM"には、FTPやWebDAVで公開されたディレクトリをマウントする機能があることは知っていたのですが、ファイル共有をマウントすることができることを知らなかったので、今回調べて良かったと思っています。
ファイル共有のマウントの仕方
- [移動]-[ネットワーク]で参照できる共有の一覧が表示されるので、該当のファイル共有を選択するだけです。
FTPなどのマウントの仕方
- [移動]-[サーバに接続]で"リモートサーバに接続"画面が開きます。
- その画面で接続先フォルダをが以下の3つから選択可能です。
- SSH
- FTP
- WebDAV