普段から状況が許せば"adminer"を導入するようにしています。
サーバサイドでWebアプリを設定しておくと何かと便利なので。
目次
adminerのメリット
- phpMyadminやphpPgadminのようにDB毎にツールを用意しなくてすむ
1ファイルで複数のDBをサポートしています。- MySQL(MariaDB)
- PostgreSQL
- SQLite {2,3}
- Oracle
- SimpleDB
- MS SQL(SQLサーバ)
...
- 設置が簡単
公式サイトからダウンロードして設置するか、パッケージから導入するか選べる。
1ファイルで完結するので、パッケージ管理しなくても良い手軽さがGood!
adminer の設置&設定
以下、「Armbian の LAMP化 まとめ」で、adminerをパッケージ導入した際の設定方法になります。
インストール先を確認
$ whereis adminer
adminer: /etc/adminer /usr/share/adminer
設定ファイルを確認
$ ls /etc/adminer
apache.conf
設定ファイルに追記
<Directory>ディレクティブ「 /usr/share/adminer/adminer」の末尾4行に許可するネットワークを追記しています。
$ head -n 11 /etc/adminer/apache.conf
#Apache configuration
Alias /adminer /usr/share/adminer/adminer
<Directory /usr/share/adminer/adminer>
Options FollowSymLinks
DirectoryIndex index.php
Order Deny,Allow # 追記
Deny from all # 追記
Allow from 127.0.0.1 # 追記
Allow from 192.168.2.0/24 # 追記
Apache起動時に設定ファイルをロードするように追記
$ cat /etc/apache2/apache2.conf | grep apache.conf
IncludeOptional /etc/adminer/apache.conf
アクセス方法
ブラウザからアクセス
- {SERVER_ADDR}/adminer/
なお、SQLiteの場合は、[データベース]欄にサーバのフルパスを入力すればアクセスできます。
※SQLiteにはアクセス権限がないため