目次
メリット
コンソールで利用するミュージックプレーヤーです。
そのため、機能は最小限ですが消費するリソースも極小です。
使い方
コマンド mocp で起動、h キーで使用方法を閲覧できます。
$ mocp
よく使うキーは以下の4つです。
キー | 概要 |
---|---|
Enter | 選択ファイルを再生 |
shirt + R (r大文字) | リピート |
< | 音量を下げる |
> | 音量を上げる |
再生周波数
サンプリングレートは PulseAudio に依存するので、必要に応じて設定を変更します。
導入と概要
インストール
$ sudo apt-get install moc
以下のパッケージが新たにインストールされます:
libopusfile0 librcc0 librcd0 libsidutils0 libtagc0 moc
アップグレード: 0 個、新規インストール: 6 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
$ sudo apt-get install moc-ffmpeg-plugin
以下のパッケージが新たにインストールされます:
moc-ffmpeg-plugin
アップグレード: 0 個、新規インストール: 1 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
パッケージ概要
base on Debian -- stretch の moc パッケージに関する詳細
Supported file formats are: MP3, OGG Vorbis, FLAC, OPUS, WAVE, SPEEX, Musepack (MPC), AIFF, AU (and other less popular formats supported by libsndfile). New formats support is under development.
標準で以下のファイルに対応しています。
- MP3
- OGG Vorbis
- FLAC
- OPUS
- WAVE
- SPEEX
- Musepack(MPC)
- AIFF
- AU
MP3, WAV, FLAC に標準対応しているので困ることは少なそうです。
MP3以外で音楽プレーヤーに採用されている形式には、WMA や AAC がありますが、こちらも追加パッケージを導入するだけで使用可能です。
base on Debian -- stretch の moc-ffmpeg-plugin パッケージに関する詳細
moc-ffmpeg-plugin is an additional plugin to play soundfiles out of the ffmpeg libs like WMA, RealAudio, MP4 and AAC.
追加で以下のファイルに対応できます。
- WMA
- RealAudio
- MP4
- AAC