先日、iPhone 8 で USBメモリを使いたいと思って調べて購入しました。
購入したのは下記2つです
なぜ、2つも購入したのかは後述します。
目次
Lightning - USBカメラアダプタ
最初に購入したのは「Lightning - USBカメラアダプタ」の方です。
機能
iPhone の Lightning(ライトニング)コネクタを、USB 2.0 へ変換します。
※USBコネクタは Type A(USBメモリなどに使われている長方形のコネクタ)です。
問題発覚
早速試したところ、何故か動かず。
※iOS 標準搭載の "ファイル" アプリに USBメモリが表示されません。
色々調べたところ、このカメラアダプタのUSBには 消費電力 100mA 未満 でないと使用出来ない模様です。。。
試したUSB機器
消費電力 100mA 未満ということで、所有している(消費電力が少なそうな)機器を集めてテストしてみました。
右上
こちらは明確に消費電力についての記載はありませんが、microSD カードはそれ自体の消費電力が少ないため、試してみました。
結果
NG.
左上
消費電流
動作時/100mA(MAX)
スタンバイ時/40mA(MAX)
こちらは消費電力についての記載があり、MAX 100mA とのこと。
ぎりぎりですが試してみたところ、ダメでした。
結果
NG.
左下
こちらも消費電力についての記載はありませんでした。
試したところ、これもダメ。
結果
NG.
右下
10年位前に購入した PQI 製 USBメモリ(4GB)です。
これだけ認識しました。
どうも、USBメモリの場合(消費電力の関係で)アクセスランプが付いているものは NG なようです。
結果
OK.
色々確認したところ、使える USBメモリがあることが分かりました。
ただ、4GB では・・・。
かと言って、このためだけに新たな USBメモリを購入するのも癪なので、変換アダプタ自体を買い替えました。
Lightning - USB 3カメラアダプタ
2つ目に購入したのは「Lightning - USB 3カメラアダプタ」です。
機能
iPhone の Lightning(ライトニング)コネクタを、USB 3.0 へ変換します。
USB 3.0 ということで高速転送が期待できますが、何よりも 給電コネクタ の存在が大きいです。
※給電は iPhone 付属の充電器から可能です(ともに本体付属の充電器 + Lightning ケーブル)。
これだと給電しながらなので、アクセスランプがあるような USBメモリも問題なく認識しました。
転送速度は(体感速度ですが)、Wi-Fi 経由で NAS に保存するよりは早いかな・・・といった感じです。
※転送にそれなりにかかるので、USBメモリにはアクセスランプがあるタイプ(転送が視覚的に確認できる)の方が安心できるかもしれません。
ちなみに、私は気になりませんが、給電しながらだと iPhone 本体も充電されてしまいます。
充電しながら使いたくない場合は、Wi-Fi 経由で保存するか、デバイス単体で給電する必要があります。