先日、センチュリーの 2.5インチドライブ用ケース CMRK-S4S6G の FAN を換装したので、試しに手持ちの HDD のパフォーマンスを計ってみました。
目次
前提
測定方法
手持ちの HDD をフリーソフト Crystal Disk Mark で計測しました。
ソフトウェアRAID
今回使用したケース CMRK-S4S6G には RAID 機能が付いていないので、Windows 10 のソフトウェア RAID 機能を利用しました。
- Windows 10 64bit (1909)
ダイナミックディスク -> ストライプボリューム
なお、今回テストに利用した M/B "C847MS-E33" は、SATA 端子が4つしかありません。
そのため、最大3台での RAID0 を組むことにしました。
base on Specification for C847MS-E33 | Motherboard - The world leader in motherboard design | エムエスアイコンピュータージャパン
SATAポート
- インテル® NM70内蔵SATAIIIポート×1(SATA1)
- インテル® NM70内蔵SATAIIポート×3(SATA2~4)
パフォーマンス計測
HDD・SSD
手持ちの HDD はこちら。
- HTS541080G9SA00 80GB
転送モード: SATA/150
対応規格: ATA/ATAPI-7
対応機能: S.M.A.R.T., APM, AAM, NCQ - WDC WD800BEVS-16VAT0 80GB
転送モード: SATA/150
対応規格: ATA8-ACS
対応機能: S.M.A.R.T., APM, AAM, NCQ - TOSHIBA MK8032GSX 80GB
転送モード: SATA/150
対応規格: ATA/ATAPI-6
対応機能: S.M.A.R.T., APM, NCQ - TOSHIBA MK8046GSX 80GB
転送モード: SATA/300
対応規格: ATA8-ACS
対応機能: S.M.A.R.T., APM, AAM, NCQ
ちなみに、RAID は組みませんが元々組み込んでいた SSD も併せて測定してみることにしました。
- Silicon-Power SSD 128GB(3D TLC NAND / A55シリーズ SP128GBSS3A55S25)
転送モード: SATA/600
対応規格: ACS-4
対応機能: S.M.A.R.T., NCQ, TRIM
測定結果
単体での性能
まず、単体でのパフォーマンスを測定して、3台を見繕うことにしました。
Hitachi HTS541080G9SA00 80GB(1台目)
HTS541080G9SA00 80GB(2台目)
※HTS541080G9SA00 は同型を2台所有しています。
ベンチマークの結果があまりにも異なるので、Crystal Disk Info でチェックしたら S.M.A.R.T. エラーが出ていました。
1台は破棄ですね。。。
WDC WD800BEVS-16VAT0 80GB
TOSHIBA MK8032GSX 80GB
TOSHIBA MK8046GSX 80GB
同じシリーズ(MK80xxGSX)でも世代が異なると、こんなにも数値が違うんですね。
シリコンパワー SSD 128GB 3D TLC NAND採用 SATA3 6Gb/s 2.5インチ 7mm 3年保証 A55シリーズ SP128GBSS3A55S25
SSD
ソフトウェアRAID
性能の良かった2台を選んで、パフォーマンスを測定してみました。
シングルよりも数値が伸びています。
- RAID0(2台)
HTS541080G9SA00 80GB(換装後)
TOSHIBA MK8046GSX 80GB
当初の目的だった3台での RAID0 です。
2台と3台での差は微々たるものですが、3台で組んだほうが小さいファイルの読み書き(RND4K)には有利なようです。
- RAID0(3台)
HTS541080G9SA00 80GB(換装後)
TOSHIBA MK8046GSX 80GB
WDC WD800BEVS-16VAT0 80GB