NAS4Freeには高速性の重視される環境に最適化されたWebサーバ「lighttpd」が搭載されています。
(初期状態では起動はしていません)。
目次
サービスを起動する
[サービス]-[ウェブサーバ]から「有効」にチェックを入れ、[保存して再起動]をクリックすると、lighttpdが有効になります。
(例のごとくサービスの再起動で、サーバ自体がリブートするわけではありません)。
基本的な設定
最小限の設定としては、ポート番号とドキュメントルートを指定すれば動きます。
ただ、ポート80番は管理コンソールで埋まっているので、lighttpdで80番を使いたい場合は、[システム > 基本設定]-[基本]の「ポート」欄に管理コンソール用のポート番号を指定した後、lighttpdのポート番号を指定する必要があります。
導入されている主なモジュール
mbstringが入っているのは有り難いですね。
以下、NAS4Free 11.0.0.4 - Sayyadina (revision 3460) / FreeBSD 11.0-RELEASE-p7 の場合
- PHP 7.0.15
- mbstring
- PEAR
- OpenSSL
- mysqlnd, mysqli
- PDO (pdo_mysql, pdl_sqlite)
- SQLite3
- cURL
- Zip
- bzip2
- Ftp
- Hash
- JSON
- LDAP
- Phar
- session
- SimpleXML, xml, libxml, xmlreader, xmlwriter